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2011



11/25

『ドロマイト、38年の執念です。』


<ドロマイト配合(鉱物)サプリ、カルシウム不足の解消を、北大東から販売します。私は38年、ドロマイトの利用を思い続けてきました> 
 私は年になったせいか、自慢と昔話をする悪い癖が出るようになりました。
 私(達)は1972年10月に北大東(南大東)島を訪れ、驚きました(注・1、2)。なんと全島がすべてドロマイト、純粋なカルシウムとマグネシウムでできているのです。もちろん、研究対象として面白いのですが、製品化することに興味を持っていました。何とかできないかと考え続けてきました。そして、エコマップによる北大東鉱物サプリとして、販売に漕ぎつけました(注・3)。

     
                          注・1



    
                           注・2


    
                         注・3


     沖縄タイムス2011年11月19日



<ドロマイトの空、軍事利用の話も>
 少し私のドロマイトへの夢というか、経緯を話させてください(また自慢話になりますが)。
 当初、純粋なのでこれを活用した通常(これまで使われていた)の建築材料と考えました。純粋は良いのですが、このため固くて、採掘して粉末にするのにコストが掛かります。そして何よりも島の形そのものも変えてしまうことになりかねません。
 当時、沖大東(ラサ島)を(調査をして)見て、燐鉱石の採掘で島があまりにも変貌してしまったことに唖然としました。このような事態だけは避けなければなりません。
 つぎに話が持ち込まれたのが、航空機の材料への利用でした。ドロマイトを使うとレーダーから避けられるということです(小生、専門外ですのであまり理解できません)。これは要するに、軍事利用で、とても対応には応じられません。

<エコマップ・三輪さんがサプリへの活用を>
 私がその後、新薬(㈱レキオファーマ)の会社に関係するようになり、さらに健康食品への進出も展開するようになりました。その中で、カルシウム不足を補うサプリメントがあることを知りました。それも鉱物でのサプリで、これなら北大東ドロマイト活用(カルシウム:マグネシウム比が2:1が理想で、これが可能)の可能性があります。

<北大東掘込港の残土の利用>
 また丁度、北大東で掘込港の工事が始まりました。これには大量の残土が発生し、その処理が問題になります。この残土はすべてドロマイトです。これを残しておくように三輪氏(後述)を通して、大切に保全しておくように村にお願いしました。サプリで使う量(自社のみならず日本、世界中)は、この残土で十分だと思います。
 今、北大東の月桃事業をしているエコマップの三輪さん(だいぶ前からの知人)と話したところ、既に彼も同様なことを考えていました。
 すでに粉末化(当時、私がいろいろ試みたときはなかなかコストが掛かりました)にも成功していました。そこで私が今、監査役をしている㈱琉球バイオリソース開発を紹介して、商品化をしてもらいました。これも知人のイーエーシーの辻本さんに安全性の検査をしてもらい、販売を開始することになりました。
 少し話が長くなりましたが、これで話はお終いではありません。

<沖縄の健食企業が本格的に成長するためにはBtoBです>
 沖縄の健食企業が成長していくには、BtoCでは、限度があります。当初、沖縄の健食のPRには消費者に知ってもらうことが必要でした。しかし最終製品作りとPRには、本土の大手にはどうしても負けます。
 そうすると新たな開発をし、できればエビデンスを明確にしてその素材を売ること(BtoB)です。
 本ドロマイトもエコマップの商品は、当社の月桃粉末を混合し、特色付けをしました(ニッチとはいわないが)。むしろ他社がドロマイト素材としていろいろ使えるようにしました。
 ぜひこのドロマイトを素材にして、いろいろの企業で利用していただければ幸いです。



11/24

『タイフーン11月号<沖縄が持っている資源・宝の提案(Ⅱ)~温暖の利、バイオ・ディーゼル自動車燃料(上)>掲載いたします』






10/26

<タイフーンをぜひ皆さんのお知り合いのお店に置いていただけませんか、フリーペーパーです。>


 本誌は「中小企業応援マガジン」です。県内の若い、これまであまり知られていなかった、これから期待される方を取り上げて紹介するものです。A4サイズのフリーペーパー(無料)で、いろいろな所、お店に置かせていただき、多くの方に手にとってもらえればと思います。
 連絡先を記しておきますので、ぜひご協力いただければ幸いです。小生からもお願いします。
 

 【企業情報バンク沖縄】 TEL:098(840)6563 http://www.taito-ryukyu.com


       



10/26

『タイフーン10月号<沖縄が持っている資源・宝の提案(Ⅰ)~知られていない、沖縄が利用可能な山(川)砂~>掲載いたします』



 今月(10月号)から、私が取り組んだプロジェクト(失敗、成功、チャレンジ中)を中心にざっくばらんに紹介させていただきます。
 「砂」のような泥臭いものから、最先端の「沖縄発、航空会社」、私が沖縄の宝と思って取り組んだ、取り組んでいる事業です。ご期待ください。
 今回は山(川)砂です。沖縄にとって砂は、私は生命線の一つと思っています。






9/13

『タイフーン9月号<ポスト沖縄振興計画Ⅲ ~観光・関連戦略(下)>掲載いたします。』


 ポスト振興計画「Ⅰ~Ⅲ」~観光・関連戦略(上・中・下)で、ポスト振興計画は終わります。
 来月からは私のベンチャー・ビジネス失敗(いや、チャレンジ中です)の紹介談、そしてぜひ「沖縄の財産」を書きます。








8/1(8/12修正、8/14修正、8/24追記)

『ある野宿生活者の死-彼の生きてきたこと、そして亡くなったことを覚えてお祈りをしてあげてください。-』


 7月25日、上原(自称、78歳とのこと、Uさんと略記)さんが、老人ホームで息を引き取ったと聞きました。Uさんが生きてきたこと、そして亡くなったということを覚えていただきお祈りしていただければと思います。

<ホームレス支援の夜回りをしています>
 Uさんと聞いても、皆さんお分かりにならないと思います。少し説明します。
 私は2年半前から「那覇新都心キリスト教会」の岡田有右牧師が続けている「ホームレス支援の夜回り」に参加(弟子入り)させてもらっています。週一回ですが、ホームレスの人々を訪ねて、おにぎりとカップラーメンを渡し、皆さんの話を聞いたりします。高齢だったり、病気で働けない人には生活保護のお手伝いや、時には救急車を呼んで入院の手続きをしたりしています。最近は20人を越えることが多く、増加しています。

 まずはおにぎり作りです
(私もおにぎり作るのが上手になりました)
今日、配るカップラーメンです。。  車におにぎり、カップラーメン、薬、衣料品などを入れて出発です。 


<10年も泊港にいましたが、とうとう入院しました>
 夜回りを長く続けている岡田牧師によると、Uさんはもう10年近く泊港の中の目立たないところで、横になっていました。私がこの夜回りに参加してから、毎週、Uさんにはお会いし、私にとってもなじみの深い人なのです。次第に目が見えなくなり、衰弱も進み、ほとんど横になったきりになってきました。生活保護を勧めても、頑として受け入れません。
 衰弱して2回ほど、Uさんの了解をとり救急車で病院に運びました。しかし元気になると何故か、いつも泊港の同じ場所に戻ってきます。半年ほど前に衰弱もひどくなり、おむすびも口に入らなくなりました。一人で生活は無理となり、病院から直接、老人ホームに入りました。お見舞いに行こうと思っても、病院に問い合わせても個人情報保護ということで、親族でもない私達には入所先を教えてもらうことはできませんでした。しばらく探しましたが見つからず、お会いできるのは半ば諦めていました。

 泊港です。
Uさんがいつも横になっていたところ。  Uさんが亡くなったら、こんな看板が貼られていました。 これが記念?


<偶然お会いしました>
 ところが、2ヵ月ほど前、偶然にもお会いすることができました。
 それは3月に別の人のお世話をしました。6年間、廃車の中で生活を続けておられ、目が見えなくなった86歳のAさんの生活保護申請のお世話をさせていただきました。那覇市の担当課からの連絡で、那覇にある老人ホームに入り、その後の病状などについて担当課への報告と、病院(眼科)へのプッシュをしたいと思い、老人ホームを訪ねました。そこでなんとAさんの隣のベッドに前述のUさんがいたのです。
 そこで毎週、夜回りのたびに二人の様子が心配で、訪問を続けていました。その理由は、このホームの酷さです。マンションのいくつかの部屋を借り、それに仕切りをつけ、一室に2つずつベッドを入れ、シーツがない剥き出しのマットに寝かせているのです。クーラーもありません。真ん中に簡易トイレがあり、それを利用するのです。それは何とかしなければと思っていた矢先の出来事でした。

 シーツもないベッドです。
(今日は何かカバーが掛かっていました)
真ん中にある簡易トイレ。   Uさんが好きだった泊港です


<亡くなっておられました>
 7月28日(木)、いつものようにAさんの様子を聞き、目の病院へ行く相談をしようと、Aさんを訪ねました。隣のUさんのベッドが空いていたので、そこに腰を下ろして話を聞いていました。Uさんののベッドが空になっていたので隣室のほかの人に、Uさんはどうしたのかと聞いてみました。何とも「あっけらかん」と、Uさんは3日前になくなりましたよということでした。
 ちょうど、私が腰を下ろしてAさんの話を聞いている剥き出しのベッドがそうで、花一つあるでもなし、Uさんの形跡は何も残ってはいません。誰にも看取られず、荼毘(だび)にも立ち会う人も無く、あの世に旅立ったのでしょう。後日、老人ホームの責任者を探して、お骨などの対応をどうしたのかを聞いてみようと思います。ひと一人が亡くなり、誰も気にせず、誰の記憶にも残らず、ただ消えてゆく。なんともやりきれない、淋しくなり、この数日、少し(いや、大分)落ち込んでいます。

<岡田牧師のストーリー、シナリオに少し救われました>
 どんなことがあっても前向きな、あの岡田牧師も帰りの車の中でガックリきていました。またいつも一緒に夜回りをしているうふざと(大里)教会の反町牧師は、休暇中で被災地に行っていたのでこれを電話で話しました。自分が何処にいるかわからない所(老人ホーム)でベッドにいわば縛り付けられて死ぬより、Uさんが好きだっ泊港で死んだほうが本望だったのではないか、と残念がっていました。
 Uさんは入院するたびに抜け出して泊の港に戻っていました。その理由を岡田牧師に尋ねたことがあります。
 岡田牧師の話(他のホームレスの方から聞いたと言っていますが、これは牧師の創作だと思います)では、奥さんが島から(確か久米島)迎えに来るのを待っている、その時、この場所で待っていないと分からなくなるからですよ、ということでした。支援で夜回りをしたメンバーも納得(?)しました。
 私は今でも、夜回りで泊港へ行くと、この話を思い出します。 Uさんはベッドの上で不自由な生活をしているより、もしかすると食べ物がなくても泊港でなくなった方が幸福だったのかなぁと思ったりもしました。私はUさんの好きだった泊港で、散骨でもしたい気持ちです。
 
 どうか皆さんもこのホーム・ページででも、Uさんがいたことを思って、亡くなったことを思ってあげてください。そうすれば少しは浮かばれるような気がします。

 これが泊港の久米島行き、帰りの船です(昼は久米島に行っているので入っていません)。   久米島丸が入ってきている泊港   KUME LINE です。


<いろいろ提案したいと思っています>
 ホームレスの人たちは主として、アルミ缶の回収をして生活をしています。1日平均1000円ぐらいの収入です。
 そしてコンビニで期限切れ近く、安売りする200円のお弁当などを買って生活しています。人から貰うのは、本当に屈辱(?)的なのです。皆さんは働けるところがあったら、安くても働きたいと思っているのです。それが保証人や住所が無くて働けないことが多いのです。また、沖縄にはなかなか働けるところがないのも現実です。寝るとことと、食べられるところを作る必要があります。
 この「ホームレス支援の夜回り」をして教えられています。本格的な政策提案、もう一つのベンチャー・ビジネスなどいろいろ考えています。近々、提案したいと思っています。
 また、お米、海苔、梅干などが自分達の調達では、限度があります。ご支援いただければ幸いです。
 また、週に一回、それも4時間ぐらいですから、参加されませんか。そして少しずつグループを増やして、ホームレスの支援グループを多くしていければと思ってください。このトップページに小生のメールアドレス、住所がありますのでご連絡いただければ幸いです。

 
おにぎり、カップラーメンなどを持って、届けに行くところです。



<報告8/24追記>
 ホームレスの方々の自立支援に役立たせていただきます。

 この記事の最後に、お米やカップラーメン寄付のお願いをしました。さっそく、小生の35年前の教え子のY君(筑波時代)からメールと支援をいただきました。それもお金でいただきました。
 Y君は横須賀市の職員で、今年の3月まで「生活保護」の担当課にいたということです。特にこのほームページのことが身近に感じられたのではないでしょうか(また、ベンチャー・ビジネスをしている小生が、ホームレス支援をしていることを意外に感じたようですね)。
 以前から検討し、一部は積み立てを始めていたのですが、お金で寄付いただいたものは、つぎのようにさせていただこうと思っています。
 例えば、「生活保護」が決定して、それを受け取るためには確定した住所が必要で、そのためには1、2週間、宿泊施設(安い旅館)に入る必要があります(那覇市のケース)。
 また細かいことですが、就職を紹介された会社を回るにも、服や靴(いやネクタイも)が必要です。このような自立支援の準備のための資金を積み立て始めたところです。
 そして生活が順調にいったら、このお金を少しずつでも返してもらい、つぎの支援の人に役立てようと思います。

<囲い込むのではなく、自立支援が大切です>
 ホームレスのほとんどの人(約70%)が、働ける場所があったら働いて、自立したいと思っています。
 今の行政はホームレスの人々を街で、公園で目立たないように囲い込む建物を作り収容し、却って自立しにくくしているのではないでしょうか
 そのような社会を我々自身が作っているので、これを変えていく必要があります。そのためには囲い込み、見えなくするのがよいのでしょうか。気付き、自立を皆で支援していくのが重要だと思います。


<考えさせられること>
 「日本でも(は)未熟練労働者も(が)働ける場所を」

 私は「沖縄(日本)での産業育成は高付加価値部門にシフトしなければならない。そして低付加価値部門は低賃金国へ移動させればよい。」と言ってきました。そして極論すれば、日本金融立国を目指していました。
 しかし今回の夜回りの弟子入りをさせていただいて、少し考えが変わりました。
 
 それは、今、「生活保護を受けている人」を仮に未熟練労働者(お年寄りを含めて)の代表とすれば、大阪市では20人に一人、沖縄でもこれに近い都市がいくつかあります。以前のように50人に一人であるとか100人に一人であれば、それは例外で、いってみれば保護する対象と見ればよかったかと思います。しかし生活保護やこれに近い失業者がいるとすれば、その人達を含めた産業対策、構造を考える必要があります。

 これまで未熟練労働者(ということは低賃金)の多くが働いていた、低付加価値部門をすべて途上国へ押しつけるという必要はないと思います(シンガポールは強制的にしました)。ある程度残して、未熟練労働者とも共生できる余地を作っておくことです。

 また生活保護者は月約14万円ですが、働きたい人が多いわけですから、例えば半分の7万円にして、その代わり前述のような低賃金ですが、働き甲斐をつくって、合せて14万円程度にする。そうすれば多くの人が働ける、生活保護を受けられ、一応の生活ができるということにもなります。

 「100円ショップについて考える」

 これは一つの象徴的な言い方で、必ずしも正確ではありませんが。
 100円ショップは確かに便利ですが、これによってこれまでの国内の低賃金労働者の場所がなくなり、その人達の失業が増え、ひいては生活保護者の数も増えました。
 しかし、これで一方で、これまで食うや食わずだった途上国の人々の職ができたということも事実です。グローバリゼーションの難しさですね。




8/8

『タイフーン8月号、<ポスト沖縄振興計画への提案Ⅲ ~観光・関連戦略(中)~>掲載いたします。』







7/13

『掲載遅れました、タイフーンの7月号<ポスト沖振計、~観光・関連戦略(上)>です、ご覧いただければ幸いです』


 タイフーン7月号の発行が遅れたのではなく、小生のHPへの掲載が遅れました、申し訳ありません。
 実は小生は6月7日に足を捻挫してしまい、しばらくギブスをしていたのと(今は普通に歩けるようになりました)、7月2日(土)で外部から特別講師をお招きしての公開講座の全日程が終了したので、ホッとして少しボーっとしていました。HP更新もすっかり遅れてしまいました。先ず、タイフーン7月号を掲載いたします。









6/23

『25日(土)、今週の土曜日は沖縄ツーリスト・東良和さんです。皆さんとのディスカッションを主にします。』

 今回は東さんに対する参加者の質問、ディスカッションを中心にしたいと思います。まず45分ほど、東さんからお話をいただき、そのあとディスカッションにしますが、すでに5問ほど、事前に来ています。
 また教室はインターネットも使えるようにと思い、2-303にしましたので、お間違いなく。



6/20

『土木・建設業が生き残る途、官と民が連携・協力し事業を行う、PPP(Public Private Pertnership)が必要です。』


 先日の5月27日(金)、大学院・特別公開講座で「公共事業の建設・管理・運営の民間化について~沖縄での新たな時宜用の可能性」を前パシフィックコンサルタンツ・民間営業部長の水流純男氏にお話しいただきました。
 これからは自治体に対して、収益性のあるインフラ事業を民間の側が提案し、それに基づいた事業計画を実施するというPPPをするようにしないと土木・建設業は生き残っていけないのでしょうか。
 具体的にこれまでPPPをいろいろ提案してきた水流氏に、沖縄での新たな事業の可能性について、お話しをいただきました。好評でしたので、今月のタイフーンにそのポイントをまとめてもらいました。お読みいただければ幸いです。
 もう少し時間をとってもらい、詳しく(手の内も含めて)話してもらいたいというご希望も多く、お話しを伺う機会を再度作りたいと思っています。

  ←タイフーン6月号より(クリックするとpdfファイルが開きます。)


 なお、水流純男氏は、筑波大学大学院・環境科学研究科の第一期生で、私の修論の院生です。





6/11

『企業情報バンク沖縄6月号です』








5/20

『5/27(金)に大学院の公開講座を開催します。これは県内土木建築業、また環境関係、健康食品関係者の方々、必聴です。』

 ちょうど、公共事業の民間化を専門にしている水流さん(前・パシフィックコンサルタンツ㈱)と、熱帯植物ハンター(信州大・講師)の船越さんが5月27日(金)に来沖されます。以前からお二人に以下のチラシようなジョイントの講演をと思っていました。お二人の来沖日程が合いましたので、急遽お願いし、実現することとなりました。面白いと思います、ぜひご参加ください。





5/8

『このゴールデンウィークは、アンケート調査を中心にしました』






 清明祭(沖縄方言ではシーミー、本土の方には墓前祭といっています)は4月ですが、識名霊園は車が混むので連休に入ってからもしています。
 ここは那覇市の霊園でしたが、1995年(昭和30年)代に入ると、周辺に民間企業による霊園がスプロール化し、市の霊園の10倍(50ha)近くができました。論壇に書きましたようないろいろな理由から、そこの移転(部分的なものを含む)をこの10年間、提案し続けてきました。しかし沖縄でのお墓の移転は難しいということで、無視続けられていました(県の墓地埋葬法の委員もしたこともあるのですが)。
 しかし今回の東日本大震災の例があり、沖縄で10Mを超える津波(昭和4年の大津波はもっと大きい)も十分可能性があるということが新聞紙上で取り上げられました。
 このことと併せて、防災対策を併せた「識名霊園の移転」を再めて提案させていただきます。
 そのためのフィージビリティーを調べるために、識名霊園に清明祭に来た人を対象に4月29日(金、休日)より本格的調査を始め5月5日まで、移転の可能性についてアンケート調査を、皆さんのご協力の下に行いました。幸い無事にサンプルも確保させていただきました。
 これから集計に入ります。ご期待ください。









4/21

『緊急提案させていただきます。』


 私は添付のような「識名霊園の移転による那覇広域防災拠点の提案」をさせていただきました。
 この24日(土)から識名霊園でアンケートをとらせていただき、この結果を踏まえて「シンポジウム」を企画しようと思っています。


    <緊急提案>東日本大震災で学び、沖縄が世界に協力できること(PDF)
      




4/13

『5月7日(土)、週末の達人、小石雄一氏の公開講座があります。』



知的時間活用術」時間を有効活用し、仕事と人生を楽しむ
 ~週末の達人流 知的時間活用術~講師:小石雄一(こいし ゆういち)
    WEB 週末の達人
    経済産業省中小企業庁調査室勤務


◆1958年2月19日 金沢市生まれ、血液型A型。駒澤大学法学部卒、通商産業省、通商産業研究所,経済企画庁等を経て総務省に出向、経済センサスの企画、立案にかかわる。現在、経済産業省勤務。
◆アフターファイブや週末を利用し、情報ネットワ ークやビジネスマンのライフスタイルを研究し、自分独自の新しい生き方を創造、実践。著書多数。
◆社外ネットワーク「人脈創りフォーラム」「話飲(ワイン)の会」「プラス思考の会」を東京、大阪、沖縄などで開催。自己実現、自己表現、人脈創り、 情報ネットワーク、知的生産の技術、週末のライフスタイルなどを中心 として、執筆、講演などで情報発信している。

■主な著書および講演テーマ
PI(パーソナル・アイデンティティ)
自己実現、自己表現

 『スーパーPI講座』(1989,日本実業出版社)
 『スーパーPI実践法』(1990,日本実業出版社)
 『ビジネス知恵セミナー』(1993,日本実業出版社)

PM(パーソナル・マネジメント)
時間管理、自己管理

 『週末の達人』(1990,二期出版)(1997、PHP文庫)
 『週末の価値を倍にする!』(1999年PHP文庫)
 『週末の達人創造的フィールドライフ』(1997,二期出版)
 『朝(ビフォア9)の達人』(1996文庫、PHP文庫)
 『「自分の時間」のつかい方』(1996,明日香出版社)
 『時間の達人』(1999、PHP文庫)
 『最強の時間術』(2002、PHP)
 『時間を他人より2倍うまくつかう技術』実業之日本社
 『わたしの整理術』(2003,岩波アクティブ新書)
 『できる人は眠りが違う』(2003, WAVE出版)
 『上級の時間術』(2007,明日香出版社)
 『土曜日力の鍛え方』(2008明日香出版社)
 『明日できることは今日しない』  (2009 アスキー)

PN(パーソナル・ネットワーク)
出会いを人脈にする技術

 『人脈創りの達人』(祥伝社文庫)

PA(パーソナル・オートメーション)
知的生産

 『新ワープロ通信入門』(1988,徳間書店)
 『HOW TO DYNABOOK』(1990,日本実業出版社)
 『情報書斎術』(1992,日経新聞社)
 『本を書こうよ』(1994,同文書院)
 『自分の書斎のつくりかた』(1996,PHP研究所)
 『知の勉強術』(1998,KKベストセラーズ)



『企業情報バンク沖縄4月号です。』
(申し訳ありません。3/16記事内で書いた「この大震災、津波に沖縄が出来ること」掲載は6月号になりました。)


 企業情報バンク沖縄4月号を掲載させていただきます。
 本島は、掲載を中止して「緊急、この大震災、津波に沖縄が何か出来るか」を予定していました。幾つかの提案、アイディアを意気込んで書き始めました。例えば「前赤十字病院(約400床)の活用」など幾つかです。しかし翌日の新聞に同様な多くの提案がされています。
 そこで皆さんがあまり気付かなく、むしろ今回の大震災を教訓にして、そして災害を支援できる、本テーマの「沖縄が生き残る具体的な方法」を緊急に5月号にすることにし、書き直しています。
 申し訳ありません、そのようなことで4月号は通常連載になりました。










3/16

『東北地方太平洋地震で沖縄で何か出来ること』
-企業情報バンク沖縄・中小企業応援マガジン、特別号にさせていただきました-


 今回の「東北地方太平洋地震」、何か私にも出来ないかと思っています。私なりの沖縄で何か支援出来ることを「タイフーン」に書かせてもらうことにしました。
 もう既に4月号の原稿は出してあるのですが、毎月出しています「企業情報バンク沖縄」にお願いして、印刷中でも差し替えてもらうことにしました。あと3日なら待つということで、何が書けるかわかりませんが、沖縄で支援出来ることを書いてみます。




3/10

「ジャトロファを沖縄で栽培・生産・販売のための研究準備調査」

<沖縄でジャトロファを栽培している皆様の意見をぜひいただき、修正・加筆させていただきたい>

サマリー・ポイント2010年(2011.02)

<提案・研究サマリー>

 本提案、研究のサマリー・ポイントを示したものです。先に2010年8月『りゅうぎん調査』(吉川博也)は沖縄県内へのヤトロファの輸入(インドネシア・スラウェシ)による提案(ビジネス・モデル)を提案したが、これは県内での栽培・生産・販売の可能性に就いての調査をするための研究レポートである。これはそのポイント・サマリーである。
 またその比較、資料として、前述の『りゅうぎん調査』も参考にされたい。

(1) 最終的に(沖縄の)サトウキビよりは高収益のジャトロファ、ビジネス・モデル
少なくともサトウキビよりは高収益でなければ意味がない。そのためには沖縄に適した種(個体)の選択が必要で、ジャトロファは現在、沖縄では1ha当り、油2tぐらいである。一番ベストなケースは4t程度である。それにはケモ・タイプ(精油成分の地理的変量)と土地利用(植生図)の組合せの研究が必要である。
①の具体的なサンプルを吉川のホームページの以下に示した。
「ジャトロファ、安定供給プロジェクト、インドネシア・スラウェシ島」(第Ⅱ部 理論編 10/2、11/6 (4)ジャトロファ事業は、大規模から小規模細部まで選択可能、①ジャトロファ開発に伴う環境容量(植生を指標)、小浜島を例にして土地利用計画図を示した。
またバイオ・ディーゼル燃料で現在のBDF(後述)ではないSVO(後述)、等の可能性を検討する。またヨーロッパのような寒冷地向けではない沖縄、新興国のような温暖地用のスペックを提案する必要がある。 
     
(2) 油粕の有効利用~収益を高める
ジャトロファが採算を見出すには油粕の高蛋白ミールの動物飼料への活用である。このためにはジャトロファの無毒性化である。しかし異種交配による無毒化には時間がかかるし、逆に無毒化するとパームと同様、食糧とバッティングし、問題も生じる。そこでミール(油粕)を精製し、動物飼料を生産するプロセスで、無(あるいは少)毒性を高めることが必要である。これは今、世界中で取り組まれており、本研究のポイントにもなる。
D1 Oils社(ロンドン)では少独化は発酵技術で一部、成功したとのニュースがある。また吉川が取締役を務める㈱琉球バイオリソース開発で、発酵技術による有毒のギンネム(ミモシン)を無毒にし、お茶にすることの技術があり、同様の研究をスタートする予定である。
  もう一つの異なった方法として、この油粕を炭化することにより収益を上げる方法も協同研究中である(Industrial Technology Consulting Inc.)。 
     
(3)   沖縄の離島であればライフ・サイクル・アセスメント(燃料の輸送と島内自給化による温暖化、CO₂排出の比較)で評価することが重要であり、どのような離島のさらに離島で条件の下で社会実験(理論計算のみでなく)を行うことによる現実の効果を見ることが重要である(与那国、北大東が調査協力可能)。すなわち軽油、重油とジャトロファのコストの比較では採算性を合わせるのはなかなか困難であるが、エネルギー、CO₂排出量、温暖化すなわちライフ・サイクル・アセスメントでの評価なら可能ではなかろうか。 

 条件としては島全体をエネルギー面からクロードとして、ジャトロファ栽培の可能性、使用燃料のすべて、すなわち船、電力、自動車等を(すべて)ジャトロファを使用する、これによるライフ・サイクル・アセスメントを行う。

  ・与那国町、北大東島での基礎研究及び町長とは了解がとれているので研究したいと思っている。



ヤトロファを沖縄で栽培・生産・販売のための研究調査

  <沖縄こそ有利なバイオ燃料>
<Jatrophaの沖縄での現況、認識>
1.栽培適地と栽培方法
2.ヤトロファ油のSVO(ストレート・ベジタブル・オイル)としての利用技術調査
3.各種精製法の比較研究
4.ヤトロファ油粕の飼料の有効利用の調査
5.ヤトロファの沖縄県下での最適な利用システムに関する調査




 2010年度 報告準備書


                                                   沖縄大学地域研究所
                                                       温暖化対策とバイオ燃料班
                                                 吉 川 博 也


(『りゅうぎん調査』No.490「沖縄を救う、バイオ・ディーゼル燃料」のつぎ(県内栽培)の位置づけになります。)




  ヤトロファを沖縄で栽培・生産・販売のための研究調査


*なおこの提案は(財)地域開発センター、北川泰三主任研究員との共同研究である。



 

  <沖縄こそ有利なバイオ燃料>
   基本研究の方向とも関連する経済・市場規模について触れておきたい。沖縄県内のディーゼル車の登録台数は9.5万台であって、自動車の総登録台数98.1万台(トラックを含む)の約10%(09年度総合事務局運輸部)で全国の0.3%に比べると特段に多く、本提案の意義がある。また軽油の沖縄での販売量は25.5万㎘である。これらのことを踏まえて沖縄でこそ、有利な経済的な可能性を述べてみたい。 
  沖縄のディーゼル自動車は比較が高く産業基盤である輸送部門のコスト削減ができるので、企業には直接プラスになる。また産業基盤全体のプラスにもなり、対本土との大きな競争力強化になる。 
  ②  沖縄は観光立県であって観光バス等に使用すれば環境イメージ強化にも、直接コスト引き下げにもなる。また航空機のジェット燃料は、沖縄は52.4万㎘(沖縄を含む九州全体で84.7万㎘)で、CO₂の排出量も大きい。NZ航空は既にジャトロファで試験飛行済であるほか、JALも計画中であり、航空燃料への使用も考えられる(注・1)。 
  ③  現FTZ内でディーゼル燃料稼動による製品を作り、さらに化学用途の開発(いわゆるバイオ産業リファイナリー沖縄構想)を行い、FTZ内では輸出税がゼロになるのでこれを輸出することで沖縄の雇用を創造する。 
 
  <Jatrophaの沖縄での現況・認識、サトウキビ価格(補助)との比較>
   現在、沖縄のJatrophaの生産は、1ha当り油は2tである(これは精製したものと仮定する)。これを仮に軽油と置き換え、市場価格(1ℓあたり100円として)に換算してみよう。
 2000ℓ÷0.85(比重)×(100円-20(販売費などの費用)円)/ℓ≒19万円となる。現在、1ha当り約24万円の収入ということになる。これから労働力、土地代、肥料代、等を差し引くことになる。

*サトウキビ収入との比較(努力値としなければならない理由)(注・2)

 数字を示されただけでは余りピンとこないので、沖縄で主要作物である、サトウキビ収入との比較をしてみたい。
 キビ(政府買取価格)は1t当り2万円で、反収は1ha当り約6tであるので、120万円となる。仮に政府がヤトロファ油をキビと同じ反収にするように買い取るとすると、1ha当り96万円の補助が必要である。これは軽油1ℓを530円で買い取ることになる。(2000ℓ×0.85(比重)×80円/ℓ×X=120万円)

 少なくともJatropha油1ℓに対して510円の付加価値か助成がなければ、サトウキビと同じ反収にはならない。
 上記のことを踏まえて、沖縄で生産性を上げ付加価値をプラスし、経費を下げられるかが可能を示してみたい。

*沖縄の一部(実験)の生産性の結果や幾つかの仮定をつなぎ合わせて結果を出しているので、全体の傾向や極端にいうと、桁をみるためのものと考えて欲しい。そして、それを踏まえてどのような努力が必要かを示してみたい。

 


1.栽培適地と栽培方法

  (1) 研究開発の必要性
   ヤトロファの生産に関し、事業化の実現性や採算性を確保する方策として、ヤトロファの無毒化の選抜と収量の向上があげられる。
 無毒化については、ヤトロファの無毒系統を選抜し、安定的な生産力を確保することで、種皮は個体燃料(木材と同等成分)、絞り粕は飼料(大豆代替)、植物油は液体燃料(重油代替)としての利用性が高まり、採算性が向上するものと考えられる。
 収量向上については、害虫や病気に強く、耐候性(沖縄では特に低温)を高める必要があるとともに、栽培方法の適正化(土壌組成、植付け、施肥、剪定など)により収量を向上させることが可能であると考えられる。
 これらの基盤情報及び基盤技術の集積に向けて、沖縄地域でのヤトロファの生産に関する調査研究を具体的に実施する必要がある。
  (2) 具体的研究開発内容
  栽培適性を判断するための試験栽培によるデータ収集と栽培に適した系統の把握 
         沖縄の各地で土壌組成が異なることから、県内の複数箇所(沖縄本島、石垣、宮古)で試験栽培を実施し、生育状況に係るデータを収集し、これを評価する。また、これのデータについて海外(主に東南アジア)での栽培実績と比較し、相違点を分析し、改善方法を検討する。 
      生産にかかる費用を把握するための試験栽培によるデータ収集 
         系統、植付方法、施肥方法、剪定等の条件を変えて、収量や組成等のデータを収集し、生産性比較を行う(本HPにも示したように、スラウェシで剪定方法によって一時的には倍近い収量があったが、もう少し数年の変化を見る必要がある)。 
      収穫量をより多く確保する作型、最適な系統の組合せを把握するための試験栽培によるデータ収集 
       無毒系統及び有毒系統を選定し、試験栽培し、生育状況に係るデータを収集する。また、前項までの試験結果も包括的な解析し、収穫量をより多く確保する作型、最適な系統の組合せについて、これを評価する。
 なお、試験栽培に先行して、沖縄地域に適していると思われる系統を選定し、複数系統を試験栽培に供するものとする(これはウッチンのクルクミン量も地域、土壌によって倍以上の相違があることでも明らか)。 
      ④  具体的な提案としてケモ・タイプと植生(現植生、潜在)図とのオーバーレイ・マッピング(1)~(3)の分析にあたって、ケモ・タイプ(油成分の地理的変異、化学種)と植生図によるオーバーレイ・マッピングを活用する。ゲットウでの分析結果と「沖縄県土地利用基本」(小生も加わって1972年~73年に全県にわたって詳細な現在潜在植生図を作成した)を参考にして、県全域のヤトロファ利用計画図を作成する。参考資料①~②を参照。


2.ヤトロファ油のSVO(ストレート・ベジタブル・オイル)としての利用技術調査

  (1) 研究開発の必要性
   ヤトロファの総合的な利用のためには、固形燃料、液体燃料、飼料利用の各利用分野における特性条件を検討し、コスト面からも有効な実用性の高い加工及び利用の基盤技術の確立が必要である。
 ヤトロファは、油脂からつくられるバイオ燃料、すなわちバイオディーゼル(BDF)が主要なものとなる。これは、通常は、油脂に含まれるグリセリンをメタノールで置き換えるエステル交換と呼ばれる過程によって作られる。原料に多く飽和脂肪酸が含まれていていても、酸化に強い、また不飽和脂肪酸が多く含まれていても、低温に強いという優れた特性を持っている(いずれもパーム油と比較して)。
 このように通常は、BDFとして利用されているが、多量の処理水の使用、副産物(グリセリン)の処理もあり、価格を抑えることはむずかしい。本研究では、沖縄の亜熱帯という気温を利用しヤトロファ油をそのまま使う、いわゆるSVOとしての利用の実用化に向けた研究を行う。
 最終的な目標はSVOのメリット・デメリットを実証し、ガイドラインまで作成し、農家や中小企業の方が、安心して扱えるものとする。
 さらに、税制や環境法での制度変更の検討も加えておきたい。すなわち寒冷地のヨーロッパでの使用基準を世界基準とするのではなく、熱帯亜熱帯地域での使用基準という(当該地域に適した)二本立ての基準の提案である。
 またBDFとSVOのコストの比較を示すと、BDFによると現在、日本国内(排食糧油)では65円(施設1,500ℓ)/日、またインドネシア、マレーシア現地では15円/ℓ(ただし排処理費用含まず)。参考までに日本国内への輸送費を加えると20円/ℓ近くなる。これに比較して、後述のSVOであれば5円/1ℓで可能であり、これを実証的に比較する。 
  (2) 具体的研究開発内容
  ヤトロファ圧搾・変換、利用に係るコストの調査 
         ヤトロファの固形燃料、液体燃料、飼料等の利用を低コストで実現するために、圧搾や変換等の資源化基盤技術について、製品条件を満足し、生産効率が高く、加工のための副原料が極力少ないプロセスからなる基盤技術を構築する必要がある。
 これらのプロセス及びシステム(生産、輸送、消費)について、基本仕様を確立し、運用コストを算定し、採算性を把握する。
      ヤトロファ油脂の燃料利用に関する調査(燃料特性の把握) 
         ヤトロファ油脂の燃料利用については、各種系統の燃料分析を実施し、燃料特性等を把握する。また、ヤトロファ100%燃料での利用を見据えつつ、化石燃料との混合による品質劣化(酸化、低分子油脂の分離析出など)について確認する。
 さらに、燃料加工精度を高めるため、ディーゼル発電機燃料試験などを実施し、燃料化プロセス設計に反映する。また、利用方法(長期保管制約等)についても条件を把握する。
      ヤトロファ圧搾副産物のボイラー利用に関する調査
       ヤトロファ油脂を搾油する前に分離する種皮について、利用実績を調査するとともに、ボイラー等の利用について検討する。また、県内での具体的な利用方法を検証する。 
      ヤトロファ圧搾副産物の飼料利用に関する調査
       ヤトロファ油脂を搾油する際の搾り粕について、各種の利用実績等を調査する。また、県内での最適な利用方法として、飼料化を中心とした検討を実施し、その利用方法について検証する。 


3.各種精製法の比較研究

     バイオ燃料製造方法には、化学的な処理とそのまま、いわゆるSVOの処理があるが、それらを比較検討し、メリット・デメリットを整理する。具体的には下記製造方法について検討する。 
  (1) 化学的処理についての検討
  化学触媒法 
        ・アルカリ法 ・無排水アルカリ触媒法 ・酸触媒 ・酸化Ca法  
      生体触媒法 
        ・無排水固定酵素法 
      無触媒法 
        ・超臨界メタノール法 ・過熱メタノール蒸気法 
  (2) そのままの状態(SVO、ストレートベジタブルオイル)で使用可能にする
      ①希釈法 ②加熱法 ③微粒子化法(ECOPRO法)
これらのデータ解析から、沖縄にとって、最適な方法を提示する。
    (3)  ヤトロファ油脂の燃料利用に関する調査(燃料特性の把握)  
       ヤトロファ油脂の利用先として、ゼロエミッションとして県民の間で考えられる(いろいろな方法がある)ものを対象に、試験データをとる。実験には、関係者の協力を得る。 
①発電用ディーゼルエンジンでの燃焼試験 ②漁船の走行試験 ③ボイラーの燃焼試験④各種加熱炉の燃焼試験 ⑤農業用機器(トラクター、ハウス暖房機他)の運転および燃焼試験⑥重機(ユンボ、ショベルカー等)の運転試験 ⑦その他 
    (4)  ヤトロファ圧搾副産物のボイラー利用に関する調査  
       ヤトロファ油脂の燃料利用については、各種系統の燃料分析を実施し、燃料特性等を把握する。また、ヤトロファ100%燃料での利用を見据えつつ、化石燃料との混合による品質劣化(酸化、低分子油脂の分離析出など)について確認する。
 さらに、燃料加工精度を高めるため、ディーゼル発電機燃料試験などを施し、燃料化プロセス設計に反映する。また、利用方法(長期保管制約等)についても条件を把握する。 
    (5)  BDF(エステル交換、アルカリ触媒法)以外、特に、SVO(ストレートベジタブルオイル)に適した利用技術 
  ディーゼル自動車、船舶、農業機械、発電利用など、幅広く、その用途を研究する。  
        沖縄では、SVOの状態で、ヤトロファ油を使用することが可能。これを活用する。  
      油粕の高度利用による生産コストの引き下げ 
        4.で述べる  
      ヤトロファの貯蔵と再生(循環)利用
      ・ヤトロファ油は、酸化しやすいので、これを防ぐ技術が必要。 ・ヤトロファ油の貯蔵により、酸化したときの再生に、エコプロ(ANKS Co.,Ltd.)を活用して、実験をする。またBig Way International Investment Ltd.が開発した分離器(ディーゼルサービス株式会社と共同開発、Hydro Centrifugal Separation Machine)を利用してデータを得る。 
     (6) 取扱い方法、法制度への対策 
        バイオ燃料として、ジャトロファ油をメチルエステル化してバイオディーゼル燃料として利用するのではなく、ストレートで使用するための、搾油機、取り扱い方法、利用対象、法制度の指針の諸方策を立てる。
         

4.ヤトロファ油粕の飼料の有効利用の調査

  (1) 研究開発の必要性
   ・ オイルは全体の3分の1で、残りは油粕、その利用が重要、ヤトロファ・オイル全体の引き下げになる(バイオは、それこそ頭から尾まで全部を使わなければ採算が合わない。これが沖縄でのヤトロファの可能のポイントになるかも)。
       ・ 油粕は高タンパクミールで、堆肥や燃料にするのはもったいなく、 動物飼料に変えることによって、高価格を得ることになる。
       ・ そのためには毒性を低め、できれば無毒性にすることが必要。
       ・ 現在、異種改良による方法が試みられているが、これには時間がかかる。そこで、ミールを精製する生産プロセスでの毒性を低め、動物飼料を生成する。
  (2) 具体的研究開発内容
       ・ すでにパミールを精製する生産プロセスでの低毒性開発にD1 Oils(ロンドン)が開発に成功しています。
       ・ 沖縄地域研究所(温暖化対策班)では、D1 Oilsとコンタクトがあり、資料を管理し拡散(沖縄のような)離島あるいは無人の離島で試みたいという、D1 Oilsからの提案がある。
       ・ D1 Oilsと交渉し、この生産プロセス(機)の移入、あるいは製品を輸入し、これを離島で実験する。
       ・ コンタクトの過程で、家畜別に、この低毒性への影響がギンネムのようにそれぞれ異なり、これを確かめたい。
       ・ 今年度はこのためのD1 Oilsとの交渉、実験離島の条件調査、また実験装置(社会実験)を検討する。
    (3)  研究目標 
       ・ 低毒性食料のそれぞれの各家畜(山羊なども入れ)別の影響を明らかにする。
       ・ 各家畜別の沖縄での価格で本島、各離島別の現在のトータルな収益と、本島、各離島でのヤトロファ生産可能量を測定する。
       ・ 研究開発項目④の結果を踏まえて、地域別の動物飼料の評価を行う。 



5.ヤトロファの沖縄県下での最適な利用システムに関する調査

  (1) 研究開発の必要性
   ヤトロファについて、県内栽培の採算性の確保や、地産地消による事業化について検討を行い、土地利用及び栽培形態等の検討を行うことで、沖縄県(本島及び書く離島特性ごと)におけるエネルギー自給率向上を目指した、土地利用及び栽培形態や段階的な生産拡大や循環利用について、明確なシナリオを設定するとともに、生産拡大による環境影響等の対応についても整理を行う必要がある。
 また本島以外の離島はエネルギーコストも上昇しているので、コスト以外の視点であるライフ・サイクル・アセスメント(CO₂排出、カロリー量、温暖化など)から評価を行う。  
  (2) 具体的研究開発内容
  沖縄県内のヤトロファ栽培好適地の把握と、圧搾・変換工場立地に関する調査
         沖縄県内でヤトロファを最大利用するための栽培好適地を、研究開発項目①「ヤトロファの生産に関する調査研究」の結果等から整理し、物流システムや将来性を踏まえ、圧搾・変換の拠点となる工場立地(集積所などを含む)について検討する。  
      既存の作物栽培にヤトロファを組み入れた場合に想定される沖縄県農業の姿の提示基幹作物であるサトウキビ(放棄地は除く)や果実類との競合がなく、かつ自然環境に悪影響を及ぼさない方法で、沖縄県下の作物栽培にヤトロファを組み入れた場合に想定されるあり方を検討する。  
      「沖縄県ヤトロファ循環利用シナリオ」の作成 
       ヤトロファ利用に際して、当事業の成果を集約し、「沖縄県ヤトロファ循環利用シナリオ」を作成する。
*サトウキビよりも高収益のビジネスモデルの追求 
        1)  少なくとも現在のサトウキビよりは高収益でなければ意味が無い。 
          ・そのためには、沖縄に適した種の選択が必要。現在、1ha当たり、油2t以上の収量。
・ベストは、4t
・ケモ・タイプ(精油成分の地理的相違)と土地利用(植生図)の組み合わせの研究が必要。 
        2)  バイオ・ディーゼル燃料で現在のBDFではないSVO等の可能性を検討する。 
          ・日本国内では65円/ℓ、インドネシア・マレーシアで5.1円/ℓ、これを日本に輸入すると20円~25円(これは沖縄地域研で120tを輸入し実験済み)、SVOであれば6円/ℓ(これは地域研との協力機関Big Wayインドネシア法人と農業法人KSU Lakkoで実験)。
 沖縄で各地域ごとで社会実験をし、実験のみでなく実社会での可能性を試す(パーム油で参加した5社は車を提供確認)。 
        3)  ヤトロファ・オイル使用の沖縄離島タイプのライフ・サイクル・アセスメント 
           本島の特色である離島は、現在もそして将来も、エネルギーコストの上昇で悩んでいる。単にコストだけではなく環境、地球温暖化に対しての視点からライフ・サイクル・アセスメントを行う。いわば本島が広域でライフ・サイクル・アセスメントが不可能なので、離島で具体的な詳細なデータを収集することにもなり、この予備的なものとも考えている。
 条件としては島全体をエネルギー面からクロードとして、ヤトロファ栽培の可能性、使用燃料のすべて船、電力、自動車、電力量等をすべてヤトロファを使用する、これによるライフ・サイクル・アセスメントの予備研究を行う予定。
 ○与那国町、北大東島での基礎研究及び町長とは了解がとれている
 ○吉川及び北大東月桃事務所長・三輪範史氏を予定 
        4)  沖縄でのヤトロファ・オイルのリスクとその回避(ヤトロファの貯蔵と再生(循環)利用) 
           例えばパームオイル等と比べてヤトロファは酸化しやすく、これを防ぐ利用技術の研究も、特に沖縄では必要である。沖縄は台風地域であり、離島が多く、ヤトロファをストックせざるを得ない。そこでヤトロファ油を貯蔵し、これが酸化しやすくなった時、これを循環再生することが必要である。エコプロを既に開発しており、この実験をいろいろなタイプを想定したものを試みたい。
 ○エコプロでこれまで、この詳細な実験をしていないので再生利用、時間的にどこまでヤトロファは使えるか(地域研では3月ならばまったく問題がなかった)。
 ○この再生また循環方式であるといつまで使用可能で、その現実に運用したときのコストの計算。 









3/8
企業情報バンク沖縄タイフーン」3月号、『本土大手に勝つ、オール沖縄戦略 ~沖縄ブランド構築へ向けて~』


 3月号は私が試みたオール沖縄プロジェクト(アクション・リサーチ)で、沖縄の健康食品企業の工場協同化、また自然塩でカルビー㈱との交渉で失敗した例を取り上げました。沖縄が大手本渡に対抗するにオール沖縄戦略が必要です。
 ぜひそれぞれの業界で検討していただければ幸いです。







2/14
『今回、㈱バイオリソース開発(優秀な発酵技術を持っている健康食品産業)の監査役に就任しました。食品の安全性(逆にそのリスクの大きな)のシステムの確立にチャレンジしたい。またジャトロファ(バイオ燃料)の油粕(高蛋白ミール)の無(少)毒性を、当社の発酵開発技術で動物飼料にしたい。』


<両企業にとって大きなメリット、M&Aによる集中と統合>
 トップページは、説明をしないと少し分かりにくいかと思います。
 今回のM&A(合併・買収)全体については2月10日(木)琉球新報、2月11日(金)の沖縄タイムスにほぼ正しく報道されていますので、下記新聞記事をご覧ください。

 小生、昨年12月15日に㈱琉球バイオリソース開発(以下、RBRと略記)の取締役・監査役をお引き受けさせていただくことになりました。RBRの特性、発酵技術、商品などについては、RBRのサイトをご参照ください。
 さて今回、レキオファーマ㈱(以下、レキオと略記)がRBRを支援するにあたって、役員の交代が必要になりました。小生が以前、レキオの取締役をしていたとき、健康食品の開発と販売をスタートするにあたって、M&A(合併・買収)を提案しました。医薬品開発と健食開発とは別会社とし、エビデンス(科学的根拠)と健食の開発スピードを速めるために、両者にメリットがあり、かつ友好的関係が可能な企業間でのM&Aを行い、集中と統合の必要性を強く主張しました。
 今回、レキオがRBRを支援するにあたって、お前があれ程M&Aを主張していたのだからということで、RBRの取締役をお引き受けさせていただくことになりました。小生のいわばフリーランサー(?)の立場から、自由に広い立場からいろいろ変えるようにということで監査役をさせていただくようお願いしました。

<監査役、以外の仕事もいろいろしたいと思っています>
 監査役に与えられた内部監査、特に健食企業にとって食品の安全性(財務チェックと同様)をどう確保するか、そのためのシステムをどう確立するかが大きな問題になります。またエビデンス(科学的根拠)が正確で、それが担保されているかの内部監査と内部統制を確立して、顧客の皆様へ安心をしていただくよう努力していこうと思っています。また企業・経営側に対しては、環境の変化や不祥事への対応としてのリスク・アプローチ監査も研究し、いかにリスクを低めていくかの試みもしたいと思っています。

<何故、ジャトロファ(バイオ燃料)の話が出てくるか、不思議に思われている方も多いと思います>
 私はいま「沖縄を救う、バイオ・ディーゼル燃料」プロジェクトに取り組んでいますが、それはインドネシアからの輸入で、搾油・精製、そして沖縄での普及が研究対象でした。
 ところが昨年11月沖縄県が、急にいわば「ヤトロファを県内で生産・搾油・精製の可能性の研究」について翌3月締切りで募集をしてきました(沖縄大学・地域研究所で急遽準備しましたが、残念ながら落選しました)。
 しかしこれはヤトロファの生産(栽培)から精製、またその油粕の利用まで一貫して考える、とてもよい機会になりました。
 その一つが、沖縄県内でジャトロファの生産コストを大幅に引き下げる油粕の高度利用です。搾油したときに3分の2が油粕として残りますが、これには毒性があるので燃料か肥料に使っていました。しかしこの油粕には、高蛋白ミールがあることで知られています。そこでこの毒性を無毒か、毒性を少なくして動物飼料にすることによって、コストを低下(ちなみに沖縄では飼料は1kg約50円です。またジャトロファ油の市価は1ℓ約100円です。)できます。
 さて、RBRはギンネムを発酵技術によって無毒にし、お茶を作るというような技術を持っています(D1 Oils社(ロンドン)では発酵技術による無毒化に取り組んでいる)。RBRの皆さんの協力を得てジャトロファの油粕高蛋白ミールの無毒化を試みたいと思っています。
 なお遺伝子組換え、突然変異でのジャトロファ自身の無毒化も試みられているようですが、これには大変時間がかかるので。私は油粕の無毒化が早いと思います(少しこの件、長くなり申し訳ありませんでした)。

*なお近々、「ジャトロファを沖縄県内で生産(栽培)・搾油・精製の可能性とサトウキビ・コストとの比較」を掲載する予定です。


<2011年2月10日 琉球新報>




<2011年月11日 沖縄タイムス>





2/7
『本土大手に勝つ、沖縄のニッチ戦略 ~ニッチ・トップ・シェア企業とは~ 』


 企業情報バンク沖縄『琉球タイフーン』2月号「本土大手に勝つ、沖縄のニッチ戦略~ニッチ・トップ・シェア企業とは~」を掲載させていただきます。
 本号では、私がよく知っている企業を例にして紹介させていただきました。私の主観的な判断も入っていると思いますが、沖縄の特性を活用し、本土には真似の出来ない物づくりをしています。しかし市場はあくまでも全国市場を狙ったもの、目標にしたものです。沖縄にはまだまだこのような商品が多くあります。皆さんもチャレンジしてみてください。
 次号は「本土大手に勝つ、オール沖縄戦略~沖縄ブランド構築に向けて~」です。ここでは私の失敗体験を明らかにしながら説明させていただきます。乞うご期待。






1/21(少し誤った部分がありましたので、22日付で修正しました)

『日中経済問題フォーラムで「途上国と先進国を結びつけた低炭素経済の実現化」発表しました』


 報告遅れましたが、昨年の12月4日、沖縄大学で日中経済問題フォーラムが開催されました。発表者は中国側7名、日本(沖縄)側6名でした(プログラム参照)。
 中国側のメインの発表の一つは、中国の各省→の発展地域と未発展地域間での低炭素政策の最適化の研究でした。
 北京大学の雷明教授の「炭素税の地域経済環境とエネルギー消費に対する影響の分析」は、本フォーラムの問題意識を明確にしたものでした。すなわち炭素税増加によって、環境の改善や省エネルギーに役立つと同時に、税を減免することによって経済を増加を可能にする。と同時に、分析的にもとても優れた論文でした(プログラム基調報告3、参照)。
 私は各省で低炭素(また炭素税)政策を変えるだけでなく、各省間でのCO2の交換(例えば排出権取引)によって、省内での最適化から、中国全体、さらには国家間での地域全体の最適化を提案させていただきました(一般報告6、参照)。
 そのポイントを示したのがつぎの図です。




 また、このフォーラムのお世話役をされた友利廣先生、大変ご苦労さまででした。お礼申し上げます。

 









・雷明教授レジュメ







・吉川レジュメ












1/7

『企業情報バンク沖縄「琉球タイフーン」で<沖縄、生き残りをかける>、一年間連載します』


 企業情報バンク沖縄で一年間連載します。皆さんが少し驚くような主張をしたいと思います。本誌は中小企業応援マガジンで、皆さんのお役に立つ、元気付ける記事があります。フリーペーパーで、コンビニなどにありますのでご覧ください。そして、これに対してコメント、ご意見mまたご希望の内容がありましたらご連絡ください。
 今月の記事を添付させていただきます。







1/6

『<バイオ燃料>の部分、更新しました』


 トップページの<バイオ燃料>の部分、'09年来、更新そのままで失礼しました。
 新着情報の中で主要なバイオ関係の論文を一括して読めるようにしました。ご利用いただければ幸いです。
 もし誤りや疑問点がありましたらご指摘ください。バイオ関係の共通の情報交換の場にしていければと思っています。





1/1

『謹賀新年』


本年もよろしくお願い申し上げます。





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