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2006年


12/29

○年末のごあいさつ、クリスマス・メッセージに代えて
− 基地問題解決と経済自立 −


 沖縄はとても自然環境には恵まれています。
 例えば、今日の那覇市の気温は最高19℃、最低17℃、石垣市に至っては最高20℃、最低17℃と、とても暮らしやすい島です。その証拠に’05年度は東京などの大都市圏に次いで、沖縄は5番目に転入超過者が多い県です。
 さらに団塊の世代を迎えて、多くの移住者の増加があると思われています。
 一方、米軍基地の問題、日本一多い失業率と、日本一低い所得など、多くの問題を抱えています。
 辺野古のキャンプ・シュアブ内で、米軍基地建設に向けての埋蔵文化財調査が、新年早々にも強行されようとしています。
 このような、希望を失いそうな状況で、クリスマスを祝う日曜の朝を迎えました。しかし希望を見失ったり、落ち込んでいる暇はありません。これ以上の人殺しを拡大させないために、止めるしかありません。
 
 私は沖縄の米軍基地問題の解決するには、何よりも沖縄の経済的自立が必要だと考えています。それも特に若者の多くに起業意欲、チャレンジ精神が出てくれば、沖縄の経済自立のムードも変わってくると思います。
 私はこれに向けて、これまで努力してきましたし、これからもがんばります。本日のホームページでの講座「利益構造の構築セミナー」や「ホームページ営業戦略セミナー」(現役・学生起業家)もそのひとつです。

 さて、辺野古の座り込みは、今日で980日に入りました。私と私の家族が所属しているうふざと教会の戦争責任告白をクリスマス・メッセージに代えさせていただきます。


   

 またイラクが爆撃された日から歌い続けている「賛美歌561:平和を求めて」も御紹介させて頂きます。





 皆様、風邪など召しませんよう、元気に希望をもって新年をお迎え下さい。



12/28

○緊急連絡、1月12日(金)から講座好評・高評につきアドバンス・コース開催(無料)
−赤字経営で悩んでいる企業者、起業の方に最適な講座です。


夏期集中講座で福岡講師の「起業準備戦略講座−講義とワークショップ−(HP)<わずか丸一日でビジネスプランを作成>」を開催したところ大変好評でした。多くの受講生から、つぎのステップ、アドバンス・コースに対する要望が相次ぎました。
皆様のご要望にお応えして「利益構築セミナー」を下記のとおり、開催致します。
とくに企業お寄り赤字経営で悩んでおられる経営者の方に有効です。

対象 起業を考えている方及び赤字経営で悩んでいる経営者
講師 株式会社ネクスト  代表取締役     福岡幸一
テーマ 「ビジネスの完成予想図、利益構造を作る」
日程・時間 @ビジネスシステムの構築(利益構造を作る)
  1月12日(金)PM6:30〜9:30(沖縄大学)
A利益構造モデルの研究(利益構造の見方)
  1月13日(土)PM6:30〜9:30(沖縄大学)
B利益構造モデルの成功事例研究T(東京編3社)
  1月14日(日)PM3:00〜9:00(沖縄大学)
C利益構造モデルの成功事例研究U(沖縄編3社)
  1月21日(日)PM3:00〜9:00(IT創造館4階会議室)
場所 沖縄大学(21日のみIT創造館)
定員(募集人数) 30名
受講料 無料
受付方法
メールでの(定員での先着順締め切り)


本ホームページ上にある、メールアドレス(yosikawa@okinawa-u.ac.jp)に、件名(講義名:利益構造の構築セミナー)、本文(氏名とご連絡先と講義希望とお書き添えいただき)を記載の上、お送りください。

○学生さんの参加を期待します。

現役・学生起業家「ホームページ営業戦略セミナー」のお知らせ

大きな投資を必要とせず、収穫逓増の法則が機能し、トライ&エラー(失敗が許され、再チャレンジ)可能なのがウェブ・ビジネスです。
卒業してすぐに、また現役の学生さんがはじめるビジネスに最適なのがこのビジネスです。また沖縄というハンディがあまり関係しません。セミナーに参加して、ぜひチャレンジしてみませんか。
今回、東京から現役の3人のそれぞれ特色、オリジナルなウェブ、ホームページ、ビジネスを展開している学生起業家をお呼びし、お話しをしていただきます。
御三人とも沖縄の学生さんをぜひ支援したいということで、ボランタリーで来て頂くことになり、無料でセミナーを開催します。

詳細はこちらをご覧ください。



12/18

○私の行ってみたい国、嫌な国


 夏に入院、手術しましたが、その後もアフターケアでの入院があったり、修論の学生の時間が迫ったりで、HP手抜きをしていて申し訳ありません。
 手抜きなのですが、最近、小生が「こんな国があるのか、行ってみたいな」と思ったこと、また逆に悔しかったこと、「沖縄を自立させないようにしている日本政府」を転載させていただきます。
私は沖縄経済の自立に向けて、頑張ります。

 また昨夜(17日)、急に冷え込みました(那覇市で午前3時25分に14.4℃)ので、トップ・ページの写真を冬服にしました。
 さて、最近とても低温を気にしています。ある理由があります。これについては、お話できる段階になったらお知らせ致します。







12/11

12月20日(水)午後7時半−9時半、東京虎ノ門
『成功する沖縄起業モデルと経営者資質(「週末留学」)


 小生の友人で、学部で今期「起業準備戦略講座−講義とワークショップ」の集中講座、また来期は大学院でも講座を担当いただく福岡幸一氏((株)・ネクスト代表)が12月20日(水)午後7時半−9時半、虎ノ門商工会館でセミナーがあります。
 東京在住でお時間のある方、ぜひご参加ください。
 沖縄で私が協力しようと思っている起業支援は、これまでの段階から一歩進んでハンズオン型の沖縄エンジェル(小資本型)投資を、それも本土からの移住される方とのマッチングを考えています。
 今回のセミナーはそのプログラムの一つにも位置付けています。
 このハンズオン型の投資については、後日このHPで詳しくお知らせしたいと思っています。。

申込みはこちらまで→週末の達人

対象 沖縄でのビジネスに興味がある方
講師 株式会社ネクスト  代表取締役     福岡幸一
テーマ 「成功する沖縄起業モデルと経営者資質」
日程・時間 12月20日(水曜日)PM7:30〜9:30
場所 東京の虎ノ門商工会館
定員(募集人数) 20名
受講料 3、000円
受付方法 ホームページでの受付後・事前入金(定員での先着順締め切り)
主催・協賛 週末の達人(主催) 沖縄大学吉川研究室(協賛)、琉球大学福井研究室(協賛)
参加者への
   メッセージ
現在沖縄移住ブームは完全に本格化し、内地からの移住者は5万人を超え、著名人の移住者も
相次いでいる。移住者のほとんどは旅行や転勤で沖縄の可能性と魅力に取りつかれた人たちで
ある。そんな南国暮らしを現実のものにするために、沖縄の「生の起業の現実」や「沖縄の人たち
とのネットワークの作り方」等を現役の沖縄起業支援に関わり、日々悪戦苦闘しているビジネスの
専門家が公開する。沖縄起業の失敗の多くは自分勝手なイメージ先行での情報不足による
「やっちゃえ起業」である。意外とディープで面白いチャンスに満ちた沖縄事情を聞きに来てくださ
告知方法 ホームページ・チラシ・メルマガ
特典 「沖縄小資本ビジネスの成功事例」講演会への参加割引
参加者への注意 撮影・録音・営業行為の禁止





12/1

『沖縄の経験を東南アジアで生かす −リージョナル・プロモーション、その理論と実践(U)−

 上記「 紀要第7号、平成18年10月31日 」が発刊されました。
 沖縄の体験を東南アジアの国々の地域おこしに活用しようというもので、フィリピン、タイ、インドネシアで具体的にJICA-Net、沖縄国際センターを通して働きかけました。その理論と実践の(U)です。
 ここでは、写真の部分のみを掲載しております。この写真部分を御覧になり、興味を待たれた方はぜひフルページでお読み頂ければ幸いです。

Regional(developing) Promotion Theory and PracticeU
  −Taking Experience of Regional Promotion in Okinawa to Southeast Asia

  ・表紙のみ(PDF)

  ・フルペーパー(PDF)




11/15

11月22日(水)セミナー開催
タイトル:「日本のインターネット人口7000万人にガンガン営業をかけてくれるホームページ営業戦略

講 師:小林憲人 氏(学生起業家(明星大学4年生)/株式会社オーバーワード取締役兼CMO)
日 時: 11/22(水)午後6:30〜8:30(延長30分可能性あり)
場 所: IT創造館4階セミナールーム
受講料:無料
定 員:先着30名
申込み:yosikawa@okinawa-u.ac.jp(氏名、メールアドレス、11/22セミナー希望と明記して下さい)
                < 申込みは終了致しました >

11/13

緊急連絡
『経営資源の調達セミナー』開催 11月23、24、25日(午後6時〜9時)


 今回の夏期集中講座「企業準備戦略講座−講義とワークショップ−」がとても好評で、参加者から多くの要望がありました。これにお応えして次のセミナーを開催します。



今回、平和を実現する「キリスト者平和ネット」のニュースレター、11月号(71号)の「沖縄の声」に県知事選についての原稿依頼がありました。日頃考えていることを書かせていただきましたが、1500字という制限があり大幅に字数を削ることになり、真意が伝わりにくいものになりました。

 そこで元の原稿をホームページ新着情報に掲載することにしました。またこのニュースレターは本土の方が見ることになると思いますので、沖縄の事情、またこの記事についての私のバック・グラウンドをホームページの他の部分とのリファー(◆)を示すことにしました。
 
◆本掲載をご覧の本土の方、沖縄のお知り合いの方へ、この記事をお知らせ、転送して頂ければ幸いです。

                  『 自治ガバナンスが描ける知事とは 』

<基地か経済か、あまりにも古典的議論>
11月19日投開票の県知事選の最大の争点は、危険な普天間飛行場閉鎖をめぐってである。候補者の仲井真弘多氏は、政府の経済支援を条件とした、いわば県内移設(両者とも政府案には反対であるが)容認である。これに対して、糸数慶子氏は県内移設を認めず、新しい基地建設反対である。
 さらに仲井真氏は米軍再編は大規模な返還による基地従業員の失業や軍用地料、米軍関係消費の減少など経済的なマイナスも考慮すべきと主張している。これは名護市ほどあからさまではないが、米軍基地の容認と引換えに国から振興策を引き出そうということである。すなわち基地と振興のリンケージ策である。
 一方、糸数氏は「米軍基地の国外移設を目指し日米協議再開を求める」としている。この米軍基地の国外移設で、建設投資の減少から、とくに気になる問題は、土木・建設関係であるが、これは工夫次第である。

◆土木・建設業の’05年の完工高総額は3,300億円である。
これであれば十分、土木・建設は所得がカバーできる。

土木・建築業の皆さん、一緒に環境復元・創造をしていきませんか
    ー 国・県へ特区制度、沖縄一国二制度の活用の提案 ー


<沖縄の経済の実態、一人当り200万円>
 では、一方、沖縄の経済、生活の実態はどうか。昨夜、タクシーで帰宅したが、運転手さんに今月の水揚げ(売上げ)はどうですか、といつものように聞いてみた。毎月20〜24、5万円という答えであった。そうすると収入は10〜12、3万円ということになる(全国平均は年約300万円)。これが沖縄の経済実態、実感である。
 確かに統計的には、一人当りの所得は、日本本土の平均値の72%であるが、これはあくまでも平均である。これにはばらつきがあり、最も多数、多くの人が沖縄で得ている金額(最頻値)は本土の50%を切るのではなかろうか。
 就職先がなく、高校、大学の新卒学生が本土の自動車工場などへ出稼ぎに行くというのが、そう珍しくない社会である。本当に働くところがないのだ。

◆沖縄の現状と提案を述べて見たい。
         『自己実現格差社会』出現の危険性−沖縄から日本、世界がよく見える−

<自治ガバナンス>
 しかしこの両候補者が「基地か経済」か、と言ったあまりにも古典的な図式のみに、留まっている点こそが問題で、自治の自治ガバナンスの貧困である。この両論を越えた議論がないと、それこそ基地容認と拒否の議論が永遠に続くことになる。
 自治ガバナンスの基盤は、固有の文化意識、アイデンティティーにある。沖縄の自治のガバナンス形成の潜在力は日本の中でも最も大きく、これから期待できる。
 例えば(あの)名護市は1973年に、所得のみとは異なる、「もう一つの豊かさ」とは何かを問い『逆格差論』を打ち出したことがあった。これは「開発」に対して「環境」を対峙させるとき、自らの具体的な生産体制として「山原(やんばる)型土地利用」を提案した。
 またこれとはまったく逆の発想であるが、沖縄を東アジア共同体構想のど真ん中に位置付けるようなプロジェクトを構想し、日本ではなくむしろアジアの中で生きていく沖縄を考えることも出来る。
 このように暮らしを立体的に構想、創造またアジアとの連帯を創造する力、などのようなガバナンスが達成されなければ、基地問題が解決しても、その後の沖縄像の樹立、また内発的な発展への展望は不可能ある。

◆大田元知事('96.9.13)が米軍用使用手続きに応じたが、その時「拒否を続けるとどのような展望が開けるのか、もっといい知恵、手があれば誰か教えて欲しい」と、いわば居直ったような発言をしていました。つぎの提案は、それに対して私がいい手、いい知恵、すなわち広い意味でのガバナンスを示したものである。

どうする沖縄経済〈 第1回〜第29回連載、琉球新報 〉

<自立経済は自らが担い手となって>
 私の専門は経済振興であって、沖縄振興計画の第一次後期、そして第二次の専門委員をし、その体験と反省からつぎの提言をしたい。
 振興計画では、それこそ数多くの本土企業誘致の提案、そのための補助金、またフリートレード・ゾーン(FTZ)や金融特区のような特別制度を設置したがワークしなかった。そして未だに、沖縄経済の振興と自立は進んでいない。
 補助金政策は一種の麻薬のようなもので、体力を弱くするとこはあれ、経済自立には役立たない。自立経済は、地域の企業家、起業家たちが自ら担い手となって、新しい産業を興していく以外、結局は自立の途はない。
 私はこの反省から学生、社会人、企業者を対象とした夜間の「ベンチャー公開講座」を’96年から開講した。そして具体的な起業支援活動を行ない、幾つかの起業にも成功した。そしてこれが現在、大きなムーブメントにもなりつつある。
 自治ガバナンスとは自治体(県、市町村)自らが社会的存在をかけ持つべき、フェアーで、効率的で想像力を持った政策決定・統治力である。高市沖縄相の「普天間飛行場移設と振興リンク」の発言(10月21日)があった。これは沖縄の経済自治を自立させないためのものであって、これは自治ガバナンスとはまったくかけ離れたものである。

◆人間(私は)どうも自分の経験と時代から自由ではないらしい。沖縄本土復帰が’72年で、日本は’60年代の高度経済成長を体験した直後であった。沖縄振興計画でも、いわば本土追従型発展を図ろうとした。単純化してイメージ的に説明すると、沖縄は日本本土と異なり、小さな島嶼国家(的)である。国境型(辺境に位置する)で、発展のタイプとして日本本土よりは、むしろ香港、シンガポールである。

  日本経済の背景と沖縄振興

復帰30年、沖縄産業政策の総括

産業政策の失敗


◆沖縄経済が自立するための、いろいろな試み、バック・アップをしている。一例として大学での例であるが、「掲示板」を、ご覧ください。

◆沖縄企業の展開のイメージとして「沖縄だからこそ、本土メジャーに勝てる」を提案している。具体的な例(失敗も含めて)を参照されたい。
「沖縄型ビジネス・モデル」 沖縄型BM<実践編> 新聞連載全5回

<基地反対運動を野火のごとく拡げるには>
 日本の人口の1%しかいない、そして離島の沖縄に全国の75%の基地を押しつけておけば、基地反対運動は起き難いし、仮に起きたとしても別にたいした問題にならない。これが政府の本音であるし、このために沖縄で反対運動が起きないように、経済的に自立できない仕組み作りをしているのである。このような意味では、沖縄より経済や民主度が低い国々に、米軍基地の移設をむやみに主張する考えは危険のように私には思える。そのためには軍事から社会的・多角的安全保障によって、沖縄内の基地そのものをなくしてしまうことである。

 皆さんが本気になって、日本全体で基地反対運動を考えているのなら、沖縄の基地の75%のほんの数%でも、積極的に本土で基地を受入れて欲しい。そうすれば、基地犯罪や騒動などを理解して頂き、基地反対運動が全国的に野火の如く拡がるだろう。
 私は基地が必要なら、なぜ沖縄だけが負担するのか、などというケチなことを言っているのではない。全国で基地反対運動を拡げるために提案しているのである。

今なお続く「沖縄問題」です。
・軍事から社会的・多角的安全保障  ‘05.11.16(追加)
・日米安保体制と国内政治プロセスの矛盾を沖縄の犠牲で(追加)

◆沖縄では今も現実に、基地反対闘争が体を張って行われている。
『平良夏芽牧師(私の教会の牧師)が不当逮捕されました』

<今、沖縄に必要な知事とは>
 10月26日、久間防衛長官が米軍パトリオット・ミサイルの沖縄配備について「県民には喜んでもらいたい」と発言した。当日の県二紙の夕刊も県民を代表して一斉に、「県内では誰も感謝していない」と反発している。このことは、現政府は沖縄県民に対する理解にまったく欠けているし、今後も期待できない。
 このような時、候補者の仲井真氏は相変わらず政府とのパイプを強めることによる基地問題解決と産業振興を主張している、一方の糸数氏は、日・米両政府に対して沖縄県民のメッセージを明確に主張することによる基地問題をはじめとする諸問題解決を主張している。

 今、沖縄にとって必要なことは、基地を取引材料にして振興策を手に入れるのではなく、県民の心を無視した基地(新)建設に反対の意見を、また自立経済を明確にする両政策を主張できる知事候補、糸数氏である。
 さて、糸数候補に対する世間の心配は、知事としての政策能力の無さのようである。しかし現・知事は「家族円満」と「個人的な欲のなさ」を売りにアピールして当選し、二期務めたわけである。政策に関しては周辺、また専門家がカバー、対応することが可能である。そう心配することはない、それより重要なことがある。

 それは仲井真候補のように、あるときは革新の大田元知事の副知事を務め、今度は財界(県商工会議所)から知事候補というように、その主張にはまったく一貫性がなく、ご都合主義で個人的な欲得の行動にこそ、県民は危惧すべきである。一方、糸数候補は「平和バスガイド」として、沖縄戦の真実を30年間、一貫して語り続けている。そして平和ガイドのメインストリームを築き上げた。

◆私は求道者で、沖縄に住んでまだ11年にすぎない。このニュース・レターを書くべき、または相応しい幾人もの人がいるはずだ。糸数氏側の事情もあるようだが、仲井真(体制)氏を明確に批判することでの影響のためらい(親戚、縁者)があるようだ。沖縄には「物を食べさせてくれる人が主」という言葉がある。このような沖縄の特性から、物をはっきり言いにくいようで、よそ者の私が記事を書くことになった。


10/19

東京講演

『失敗しない沖縄移住の秘策』〜よそ者が現地に根をおろすために〜


 11月2日(木曜、翌祭日)、19時より京の虎ノ門の商工会館(6階、会議室)で、小石さん(週末の達人)主催の
ライフプラン研究会の一環でお話させていただきます。
 今回、80人の会場とのことですので、あまり人数が少ないと幹事に申し訳ありません。ぜひ、沖縄移住を考えられている知人、お知り合いの方に声を掛けて頂ければ幸いです。
 また、東工大の田辺先生が、地域振興の考え方、などのついてお話されますので、皆様もぜひ御参加下さい。

 小生が1時間ほど話しをし、その後、東工大の田辺孝二先生とトークをさせていただこうと考えています。
 テーマは小石さんが命名された(?)上記タイトルで準備をしているところですが、下記につぎのような内容を掲載しました。

<今、沖縄は移住ブーム、しかし・・・・・>
<人材マッチング事業、沖縄の実績 全国最低>
<沖縄型エンジェル小資本投資の出資者とハンズオンの担い手>

 講演会の詳細については週末の達人をご覧ください。
 また会場、資料代は二千円ですが、沖縄から来てくれたということで、「吉川」の紹介と言っていただければ
千円にしていただけるということです。
 講演会終了後、二次会も準備されているようです。 

<今、沖縄は移住ブーム、しかし・・・・・>

 今、沖縄移住ブームと言われている。
亜熱帯の暖かい気候と風土、ゆっくりとした生活リズムに憧れ、私にも幾つか相談がある。
 沖縄移住希望者は、とくに定年退職を迎える団塊の世代が潜在的にも多く見られている。
 そして、現在、若者も含め年間約2万8千人(住民票)が移住してくる。しかしその定住は、一割にすぎないというデータもある。また仮にこの移住が一時的なブームだとすると、その反動も大きい。そして、沖縄ではこの移住のブームにあずかろうとして、移住者向けの分譲住宅地、出版物、移住ローン、移住下見ツアーなどが盛んである。

<人材マッチング事業、沖縄の実績 全国最低>
 沖縄の最大の課題は雇用問題で、この解決が産業振興である。私の体験でもあるが、産業振興が進まない、定着しない最大の原因は、経験の豊富な技術者、経営者の不足にある。
 今、優れた技術や企業退職者(OB)を商工会議所などで登録し、中小企業へ紹介する「企業等OB人材マッチング事業」が’03年から始まり、全国で多くのOBが新たな場で活躍している。

 しかし沖縄では、OBの登録者数は、現在わずか32人で、マッチングが成功したケースは2件のみである。
 沖縄は中小企業の比較が全国一高く、また人材が不足している。経験のある人材の不足が沖縄の産業振興、不振の原因にもなっている。
 そこで日本本土の高度成長を支えた、沖縄移住を希望する団塊世代の高い知識や技術力を持っているOBに、沖縄の企業でもう一汗かいてもらうということはいかがだろうか。

<沖縄型エンジェル資本投資の出資者とハンズオンの担い手>
 私もいろいろな企業支援のお手伝いをさせていただいているが、沖縄の企業運営、規模拡大、等々で最大のネックになるのが、前述したように実務経験が豊かな人材の不足でるあ。
 先に紹介したような「企業等OB人材マッチング事業」が沖縄でも商工会議所の運営で始まった。しかしこの実績が低い一つの原因は、人材自体が少ないことと同時に、マッチングの運営担当者も経営指導経験が少ないからではないでしょうか。そこで、本土からの移住希望者のマッチングのお世話をNPO・いきいきネットワークでさせていただくべく準備をしている。

 また、私の経験を最大限に活かした、エンジェル的な沖縄ベンチャー投資(小資本から)のスキームを現在、構築中である。それが「沖縄エンジェル投資(小資本投資)」ファンド(200〜300万円)である。沖縄をフィールドあるいはターゲットにした、ハンズオン型の直接投資が今、必要とされている。この出資者として、またハンズオンの担い手として移住希望者を期待したい。

 そしてこのファンド作りと運営、そしてハンズオンの人材のマッチングを日本ベンチャー学会・沖縄研究部会(幹事/琉球大学・福井)が準備している。
 さらに私が所属する沖縄大学大学院・地域経営専攻(夜間)では、積極的に「本土からの移住、セミリタイアのビジネス・パートナー作り」のプログラムを準備している。→本HP内関連記事


10/2

『平良牧師釈放  お礼と報告』


 27日、平良牧師の釈放の緊急報告をさせていただきましたが、再めてお礼とその報告をさせていただきます。
 これも皆さんの名護警察署をはじめとして、各関係機関への抗議の電話やFAX、または働きかけのおかげです。
 昨日の「うふざと(伝道所)便り(384)」に留置所内でのことや、これからのことを牧師が述べています。これを報告に代えさせていただきます。
 皆様に重ねて感謝、お礼を申し上げます。

             

 学生時代の何人かの友人から「不当逮捕」懐かしい言葉です、というメールをいただきました。沖縄ではまだ「不当逮捕」が現実の言葉です。沖縄の米軍基地問題にぜひ関心を持ってください。

 また、27日の私の緊急報告の中に誤りがありました。牧師から指摘がありました、念のため。
「取りあえず家に帰って飯を食いたい」→「取りあえずエンダー(A&W)に行って、ルートビアを飲みたい」だったそうで、何が何でもルートビアを飲んできたとのことです。

<余談>
 私はおおよそあらゆる食べ物、飲物、何でも好きです。中国人の友人達からは「お前は四足で食べないのは机、飛んでいる物で食べないのは飛行機ぐらいだ」と言われています。
 しかし、このルートビアだけは苦手です。
 今から30年ほど前、学会報告でスタンフォード大学へ行ったときです。なにしろ夏の暑い日で、またカリフォルニアはとにかく乾燥しています。報告が終り、ホッとして大学の食堂でビアーという名前を見ました。アメリカの大学の食堂はビールが飲めるのか、これは進んでいるぁと、それに飛びつきました。

 ところが、これを一口入れて、想像しているものとは異なり、まったく思ってもいない味です。慌てて口から吐き出したことを今でもよく覚えています。それからルートビアは苦手になりました。

               

9/29

『沖縄ヒルトン・ホテル、いやぁ懐かしかったです』


 この2、3日牧師の逮捕やいろいろな事があってバタバタしたり、緊張しました。そこで少し気分的にリラックスする意味もあって、この記事を書きました。

<何故、コザにヒルトン・ホテルが?>
 十年一昔と言いますから、これはもう三昔、30年ぐらい前の話です。沖縄市(当時はコザ市)の近くの北中城に、何故かあの国際的なインターナショナル・ヒルトン・ホテル(注・1-1、2)がありました。
 ベトナム戦争の末期ですが、パイロットが宿泊したり、短期休暇の兵士が帰国する時間はないので米国にいる家族と再会する場所として作られたホテルでした。いわば米兵、軍属御用達、専用のホテルでした。

       
                  (注・1-1)                                    (注・1-2)

 当時、まだ沖縄県内には国際クラス(あとは東急ホテルくらいでした)というか、ディスコなどがあって本格的に遊べる、楽しめるホテルがなかった頃でした。そんなことから沖縄の一部の人には、このホテルは大変人気がありました。


<東シナ海、太平洋の見えるルーム>

        
                   (注・2)                                  (注・3)

 ホテルは高台にあって、ルーム(注・2)から遠(景)くは東シナ海か太平洋(注・3)のどちらかが、近(景)くは基地(米軍基地が丸見えなのです)、そして外人住宅のグリーンの芝が見えてゆっくりくつろげました。というか、ちょっと独特な景観(注・4-1、2、3)でした。
 仕事で疲れて、那覇の騒音を離れて、一泊するには最適でした。
 また室の椅子や机がチーク材で出来ていて、落ち着きました。この椅子を入手したいと思い、ひっくり返して調べた記憶がありますが、確か台湾製でした。


          (注・4-1)                          (注・4-2)                          (注・4-3)


<デン(田)、素敵なディスコでした>
 そして一方で、デン(確か、「田」という字を当てていました、注・5)という小さいけれど素敵なディスコがあり、ラジオの極東放送のサテライト・スタジオもありました。またここの椅子の布張りがアール・ヌーボー調で、好みだった記憶があります。

 私もまだ30代の初めでしたので、逆にお洒落な気分で皆で騒ぎたい時も、このホテルに来たものです。
 特に綺麗なのがクリスマス近くになった時です。このホテルの周辺は高級将校向けの大きな住宅(注・7-1、2、3)が並んでいて、その頃になるとイルミネーションの何か外国のような雰囲気でした。そんな時のヒルトン・ホテルは赤い絨毯が敷かれ一層、良かったですね。                                (注・5)
                                                                                                                 
       
                         (注・6-1)                                      (注・6-2)

 そしてベトナム戦争も終わり、ヒルトン・ホテルは撤退しました。その後、一時シェラトンホテルで営業していましたが、これも撤退して長い間、使われないで閉鎖されていました。           それが最近、EMがWellness Center として再開、出発しました。

<旧・沖縄ヒルトン、EMホテルへ>
 今年の夏は8月が本土で入院、手術、そして9月は夏期集中講座の支援でほとんど休暇がありませんでした。
 旧のヒルトン・ホテルがどうなっているか気になって、一度、行ってみようと思っていました。そこでこの21日、家族サービスも兼ねて、EM Hotel Costa Vista へ一泊してきました。
  (注・6-3)

        
                   (注・7-1)                         (注・7-2)

 このEMはホテルの入口(エントランス、注・7-1、2)の雰囲気が、そしてルームの作りが、沖縄ヒルトン・ホテルの当時に似ています。
 いやぁ、とても懐かしかったです。ということで、現在のEMホテルの写真を当時のヒルトンの記憶にオーバーラップさせて掲載してみました。

 またEMホテルのレストラン(注・8)で、家族と食事もしました。ディナー・コース(シェフ・スペシャルメニュー)を食べてみましたが、メニューもレシピもオーソドックス、メインはカツレツでアンチョビ・ソースと、なかなかしっかりしている味でした。価格もこのメニューで、3000円は安いと思いました。皆さんにお勧めです。

<30年前が急に蘇りました、思い出しました>
 このホテルの入口に着いて、部屋に入ってあの独特の外の景色を見て、急に30年前の思い出が蘇りました。私が20代後半から30代初めまでの一番元気のあった頃のことです。

当時、一緒に研究と仕事をしていた真栄城守定、垣花将人(当時・沖縄総合研究所、地域科学研究所)とよく、このホテルに飲みに、遊びに来ました。 
 まだシンクタンクなどがなかった頃で、県庁、各市町村の担当者の方がそれこそのべつに相談(それも無料)に、しかもアポなしで来られて、まったく仕事が出来ませんでした。
 
 そこで、那覇から少し離れて事務所を持ったほうが、来客を減らせて仕事と研究に集中出来るのではないか、と考えたのです。この                                ホテルの近くの見晴らしのよい、バスルームが3つも付いた大きな                               外人住宅を借りたこともあります。ホテルが近くにあったので、よく                                飲みに来たということもあります。そのおかげで、研究と仕事は進ま                               なかったのではないですかね。
<四季か京都ホテル・ステーキハウスで、そしてディスコ>
 本当にあの頃は元気が良かったですね。まずコザの四季(フォーシーズン)か京都ホテルの玄関横にあった別館のステーキハウスで食事をし、つぎに沖縄ヒルトン・ホテルにディスコに、飲みに行きました。そして2、3時間、ホテルで寝て、翌朝、県庁、総合事務局での報告会をして平気で続けて仕事をしました。
 あの元気だった垣花将人は10年前に、真栄城守定は去年亡くなりました。二人とも今はいません、なんとも淋しいです。

 
沖縄県土地利用基本計画30年ぶりの集い  
 
 (注・8)
(注・9)

<沖縄ヒルトン・ホテルの写真を持っている方、おられますか?>
 どなたか、この沖縄ヒルトン・ホテルの写真をもっている方は、おられませんか。記録としても、残しておく必要があるのではないでしょうか。このホーム・ページで特集をしてもよいです、ご連絡いただければ幸いです。

 沖縄ヒルトン・ホテルを知っているのは、私(因みに私は63歳です)より年上の方が多いと思いますが、インターネットを使っていない人も多いと思います。ヒルトン・ホテルを知っているのは皆さんのご両親の世代でしょう。一度、ご両親に聞いてみて、写真をお持ちの方はご連絡ください。
 また、当時、ここの施工、内装などをした方、関係された方がおられましたら、ヒヤリングしてみたいと思っています。ぜひご連絡ください。

 沖縄の昔の建築物について、このホームページで書いたものです。ご興味がある方はご覧ください(写真をクリックしてください)。

                 



9/27

『平良夏芽牧、釈放されました』


 皆さんに御協力いただき、そのおかげをもちまして平良牧師が先程釈放されました。
  「取りあえず家に帰って飯を食いたい」と平良さんは話されていたそうです。

 取り急ぎお伝えします。


9/26

<緊急連絡>


『平良夏芽牧師(私の教会の牧師)が不当逮捕されました』
−御賛同の方は、つぎに抗議の電話・FAXをお願いします−


 うちの教会の平良夏芽牧師は、私と同じように血の気が多いので、米軍基地に入ろうとした車を阻止しようとして警察に不当に逮捕されました。
 米軍基地建設反対、阻止行動について、またその経緯については、お話しすることが山ほどありますので、次の機会にし、今回は急ぎつぎの報道「うふざと伝導所の抗議声明文」や新聞報道を添付します。
 これらをお読みいただき、抗議の電話・FAXをよろしくお願いします。

 
       



 また、この9月24日(日)の「うふざと伝導所」の週報の『うふざと便り』の分が車の阻止行動の気持ちをよく示しています。

                

   

                       沖縄タイムスHPもご覧ください。



9/21

「エキサイトしました、夏期ビジネス講座と特別講演会」


<ビジネス・スピードにマッチしたカリキュラムの必要性>
 新しい講座、授業を大学の教授会でこれまでのような方法で、カリキュラムの中に正式に認められ、位置付けられるには、予算措置も含めて1、2年、いや場合によっては2、3年を要するのではないでしょうか。
 しかし一方、最近のビジネス、特にベンチャー、金融工学、インターネット、等の分野はマーケット、イノベーションの変化が激しく、一つのビジネス、企業の生命が5年(これまでは10年)と言われています。今のビジネスのスピードと大学のカリキュラム編成をマッチングさせなければなりません。

<寄付講座と夏期講座のドッキング>
 この夏休みを使って、新しい試みをしてみました。それが寄付講座と夏期集中講座を組合わせたものです。
 寄付講座は冠(かんむり)講座とも言われ、普通は大企業が企業の名前を講座名に付けて社会へのPRを兼ねて実施していました。以前、私がいた本土の大学で大和証券、またIBMが年間一千万円以上の寄付で、海外から著名な研究者を招聘し、講座を運営していました。

 私が考えたのは、これとはまったく違うシステムです。今の授業、講座にぜひ欠かせない、必要とする専門分野のエキスパートの私の友人、知人を半ば強制的、また泣き落として授業の講師として、かつボランタリーとして寄付としてお願いをする方法です。
 また夏休み、冬休み以外の通常の講座のある時は、授業が混んでいて、新しい授業を組込むのはなかなか難しいです。また一週間近く集中する講義も難しいですが、夏休みなら可能です。

 さて今回、お願いした3講座、4講師は本土からでした。航空券、ホテル、等々すべて個人持ちでした。これも沖縄のこれからビジネスをという若い人々に協力しよう、沖縄が好きだ、沖縄にはいろいろな可能性があるからだと思います。そして何よりも、若い人々と一緒に仕事をし育てるのが好きだからです。

<とてもエキサイティングな講座でした>
 各講座そのものの内容については、各講師のブログやHP、また私のHPの掲示板、講師のメッセージ紹介を掲載してありますのでご覧ください。ここでは私が直接参加できた部分でとても面白く、ぜひ皆様にお伝えしておきたいところを掲載します。


『メルマガで1億円以上稼ぐには』 −インターネットで独立・開業成功への道−

 9月15日(金)の夜の講義で聴きましたが、野田講師と鮒谷講師の掛け合い、公開トークショーが抜群に面白く、かつITビジネスの本質を突いていました。
 野田講師(元・船井総研)は年間100日近く沖縄に滞在している沖縄大ファンで、沖大大学院の非常勤講師もされています。ご存知の方も多いと思いますのでここでは彼のブログの紹介のみで省略させていただきます。

 鮒谷周史(しゅうじ)氏とは今回、初めてお会いしお話を聴き、またお話させていただきました。彼はビジネス情報編集人とでもいうスタンスで、15万部の日刊配信のメルマガ「平成・進化論」を発行しています。そしてこのメルマガを活用した広告ビジネスを求めてくる企業、またセミナー事業などで年間1億円以上の収入を得るというインターネット・ビジネスを開発しました。
 【講義の詳細についてはこちらをご覧ください】
   吉川研究室HPより
   夏期ビジネス夜間集中講座の案内
   講師からの熱いメッセージ
 【その他】
   野田ホームページ
   平成・進化論バックナンバー
       
             鮒谷講師と野田講師の絶妙な掛け合いが抜群に面白かったです

<今日は野田講師、最終講義です>
 9月17日(日)、今日が野田講師の最終講義です。前日の16日が台風で休講となった関係からか、学生さんの参加が少し減ったみたいですが、社会人は全出席ではないでしょうか。8月前期の3回の講義と合わせて5回ともなると、受講生とも親しくなり、和気藹々という感じになります。野田講師も快調に、楽しそうに授業を進めていました。
野田講師も講師稼業がなかなか板についてきました。


『わずか丸一日でビジネスプランを作成』 −起業準備戦略講座−講義とワークショップ−

 起業準備講座のワークショップ全3回に出席しました。
 「初日、成功事例紹介−ビデオ・インタビュー」
 事業計画(ビジネスプラン)作成のためのいわば準備にもなります。
 9月9日(土)午後4時−9時、集中するために食事抜きで行われました。小資本ビジネスを中心に4つのテーマで沖縄の事例を中心に、福岡講師グループの(有)ガッツ代表・丸山氏がビデオ・インタビューしたものを各社15〜20分にまとめて発表しました。沖縄のケースはいずれも新しいもので、私にとってほとんどが新しいものでした。
 ビデオ・インタビューの後、福岡講師が解説をし、その後、質疑応答が行われました。受講生には社会人のビジネス経験者も多く、なかなか厳しい質問も飛びディスカッションになることもあり、面白かったです。

丸山講師 福岡講師


「2日目、ビジネスプラン作成」
 (株)ネクスト代表・福岡講師の「起業準備講座」の売り、目玉は、事業計画(ビジネスプラン)の作成です。ビジネスプラン作成では受講者3、4名に対してファシリテーターが1名必要ということです。ネクストのグループ会社(3名)、琉大の福井先生、大学院生、知人など総動員しました。しかし人数が足りずに私も駆り出されました。プラン作成は9月10日(日曜日)、何と10時間(夕食を含む)掛かり、疲れましたが、とても楽しかったです。

 ほとんどの受講生がビジネスプラン初体験です。そこでここでは内容や精度には余りこだわらず、何が何でもまずはビジネスプランを完成させることを目的にしています。ビジネスモデルを組み立てる方法論、体験、自信が付けば、後は自分自身で、順次、高度な難しいモデルも進んでいけるというわけです。

 次のような方法で授業が展開されていました。
@前日の事例研究などを例にしながら、小資本ビジネスプランの構想を各自作っていきます。
A各自にパソコン、インターネット、パワーポイント、プロジェクターを与えます。そして@の構想に対して類似企業研  究、ライバル企業研究をインターネットを中心に行います。分かりやすく言うと(ちょっと言葉は悪いですが)情報、  資料を上手にパクるのです。
Bその結果(ビジネスプランの原案)をパワーポイントを活用して編集します。この時、 重要というか義務付けてい   るのが、必ず数字、金額で表現するようにということです。
C編集したものをプロジェクターでグループ(類似の人、3〜4人)内で発表しディスカッションして内容を高めます。
  各グループには1名のファシリテーターが付いて@〜Cについて指導をしていきます。これですと、初心者でもか  なりのスピード、といっても10時間近く掛かりますが、とにかく、ビジネスプランが作成できます。これは一つのノ  ウハウですね、ほとんどの学生が二日目の終わりには、何とか(曲がりなりにも)ビジネスモデルを  パワーポイ  ントでも書けるようになりました。
 正直、私は感動しました。これまで私の授業では10回かかっても出来なかったことです。

  
全員パソコン、プロジェクターを使い、一生懸命です。


「3日目、プレゼンテーション、授賞式」
 9月11日(日)午後6時−10時、前日完成したビジネスプランのプレゼンと授賞式を楽しく行いました。
各グループから1名を選び、その代表がプレゼンテーションをし、上位3者が受賞しました。
6グループありましたが、その中の1名が発表に間に合わず、5名が発表しました。そして参加者全員で評価して1位〜3位を選びました。

  プレゼンもそれぞれ個性があって面白かったです。手堅く実現性がありのが良いのか、気張って夢があるビジネスプランが良いのか、いろいろ意見の分かれるところです。
 賞品は私がボルドーワインをそれぞれ1〜3位に差し上げました。さらに受講者のJAの金城グループからも賞品の提供があり、さらに豪華になりました。金城さんにお礼申し上げます。                                 
                                 (授賞式、私が賞品を。写真ネクスト提供)

 【講義の詳細についてはこちらをご覧ください】
  (株)ネクストHPトピックスより
  吉川研究室HPより;
  夏期ビジネス夜間集中講座の案内
  講師からの熱いメッセージ

 
               プレゼンテーション、みんな頑張っています
  

『沖縄ブルー・オーシャン・ビジネスを創造する』 −Web2.0時代のケータイ進化論−

 講師の平野氏は、この8月までNTTドコモでおサイフケータイの開発者でかつ責任者、そしてiモード、ケータイクレジットなどの新規事業の戦略に携わり、多くの企業とのアライアンスの責任者を歴任し、9月から(株)シーエー・モバイルに移り専務執行役員をされています。                               
 平野氏のビジネスの理想、ビジョンはサブタイトルにもあるように、レッド・オーシャンからブルー・オーシャンに、それも沖縄でというのがポイントです。ここが私がケータイの知識などないにも関わらず、平野氏に賛同し、共鳴しているところです。ぜひ皆さんに聴いてもらいたいので講演会をお願いしてお呼びしました。 レッド・オーシャン、すなわち血みどろの戦いを繰り広げている既存の市場である(赤い海)を抜けだし、競争自体を無意味なものにする、未開拓の市場、ブルーオーシャン(青い海)を創造しようという戦略です。この青い海の沖縄に、最も相応しいビジネス戦略ではないでしょうか。

 この講演会は人数こそ60名と多くありませんでしたが、受講者の多くがインターネットのいわばプロ、またケータイ、インターネットでの新しいビジネスにチャレンジしようという意欲満々の方々でした。平野講師も受講者のこの熱意に応えて、受講者との長時間のディスカッションになりました。
 私が本講演で面白かった(ポイントと考える)皆さんにお伝えしたいことは、つぎの通りです。

・おサイフケータイはつぎのコンセプトで考え、提案した。
 サイフに入っているあらゆるものを携帯電話に格納、さらに個人のコンシェルジュ化への展開。
・ドコモがクレジットに進出した本当の理由。
 おサイフケータイの場の拡大+新たな収益計の確保、ドコモのコアコンピュタンスの認識、毎月の料金請求インフラ( 50万人ユーザー)→手つかずの市場の開拓
・少額クレジット決済市場への参入
 三井住友カードとの戦略的出資提携→市場は一気に活性化(ブルーオーシャン戦略)
・ブルー・オーシャン戦略的な発想
 代替産業を視野に入れた戦略の構築
 バリューイノベーションとは、技術イノベーションとは一線を画す。
 技術的に何が出来るかよりも、買い手にどのような効用をもたらすか。
 価格ありきで、利益はあくまでも価格マイナスコストで決まる。
 マークアップではなく、コストをコントロールすること。

<沖縄ブルー・オーシャンビジネスの可能性>
 そして受講者とディスカッションしたのは、沖縄でもブルー・オーシャンビジネスの可能性です。沖縄のコアコンピュタンスとは何か?そして、これを踏まえたビジネス差別化は何か?そして具体的なビジネスは?

 この後、講師を囲んで約一時間半、受講者同士の名刺交換も兼ねて楽しい懇親会を持ちました。
 平野講師とも相談していますが、出来れば今年中にもう一度、来沖いただき「沖縄ブルー・オーシャンビジネスの可能性」を中心テーマにして講演と、パネル・ディスカッションをしたいと思っています。ご期待ください。
 【講義の詳細についてはこちらをご覧ください】 
  平野氏講演会案内(PDF) 

また、つぎの本をお薦めします。
『ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する』
(W.チャン・キム /レネ・モボルニュ著、2005年、ランダムハウス講談社、1,995円)



9/13

「ヘブライ人への手紙」(明日のことを思い煩うな。)

 自分の病気のこと、ビジネスのこと、また知人(教え子)の病気のことで、このところ少し、うつ気味でした。
  私たちの仲人をしていただいた、当時、西片町教会(東大農学部近く)の牧師をしていた山本将信牧師(現・日本基督教団 篠ノ井教会)さんから送られてきた週報の中の「明日のことを思い煩うな」、これを読んで勇気が、また覚悟が出来ました。
 皆様にも読んでいただければと思い、一部省略していますがHPに掲載しました。

第一.こぼすな、愚痴るな
 今日に対して散漫になる症状の第一は、こぼし、愚痴り、後悔し、恨みつらみに今日を過ごすことです。過去は神の赦しに委ねて、今日、今を取り戻すこと、それが信仰です。

第二.思い煩うな
 今日に対して散漫になる症状の第二は、思い煩いという形で今日を未来へと蒸発させてしまう気化症状です。「もし試験に落ちたらどうしよう」と心配するばかりで受験勉強に手が着かない心情がまさにこれです。そんなことを心配する時間があれば単語の一つでも多く覚えればいいのにそれができない。「明日のことを思い煩うな。明日のことは明日地震が思い煩う(明日のことを心配するな、むしろ逆に明日の方がお前を心配してくれる)」と主イエスは言われました。「明日のことは神さまに任せよ」です。

第三.人の目を気にするな
 今日に対して散漫になる症状の第三は、いたずらに人の目、人の評価に気を奪われてしまう萎縮症状です。「努力は自分がするもの、評価は他人がするもの。心を高くあげて神の慈愛に留めよう」と決意でき、身をゆだねた瞬間、自分を縛っていた人の目の呪縛から解き放たれます。

 この三つの症状から解き放たれて、今日という日に集中するのです。そうすれば安息を得ると勧めています。集中力という今日という日の力の凝集力です。


9/7

○ついに那覇の町を脱出、そして山原へ!

<久しぶりに山原(やんばる)のイタジイの林と奧(おく)の民宿に行って来ました>
 このところ、3月〜7月の5カ月の間、いろいろな用事が入っていて、ずーぅと那覇の町というか、大学からほとんど動けませんでした。その上、8月に入って約20日間、本土で入院となりました。
 沖縄に帰って来て、何故かどうしてもイタジイの林が無性に見たくなり、とうとう那覇の町を脱出しました。8月29日〜31日に大宜見、国頭へ行ってきました。安直ですが大国(おおくに)林道をドライブして、そして少し落ち着きました。皆様にも山原(やんばる)の景色をお見せします。

宿泊は、久しぶりに知人の民宿、海山木(みやぎ)で2泊しました。
 この民宿はそれこそ沖縄(本島)の一番(北)端、山原の奧(集落)のさらに端にあります。沖縄の58号線の基点の横にありますので、わかりやすいです。 

 沖縄も最近は、この辺りまで来ないと沖縄らしい景色がみられなくなりましたね。奧の入り口の茅打ちバンタの景観です。→     

 民宿・海山木(みやぎ)は、庭にキノボリトカゲがいるような、のんびりしたところが、良いところです。そうそう昔(もう25、6年前ですが)、私の呑み友達だったここのマスターの料理も良いですね。 

←同僚の緒方先生が
    朝食をしているところです。      
 最近はこんな所が気に入られて、本土からもわざわざ(というのは失礼ですが)ここに宿泊するために来られるようです。
 さて奧村落には奧・共同店がありますが、本土の方にはきっと珍しいと思いますので、紹介しておきましょう。
 沖縄の共同売店について、沖縄大学で本格的な研究報告がなされています。

 『沖縄における流通のもたらした地域変動と共同販  売の動向』
 小林甫著
 沖縄大学法経学部紀要第3号2003年3月発行
 また昭和50年にお茶の共同事業による、朝日農業賞を受賞しています。

この民宿を始めた10年くらい前は、私たちも沖縄に来たばかりのころで、よく泊に行きました。その時、家内が名瀬だより(島尾敏雄)ならぬ『那覇だより』というニュース・レターを発行していました。その中の一つにこの民宿のことが書かれています。お読み頂ければ幸いです。
 民宿「海山木」が何故できたか、また奥集落の共産社会の歴史について書き出すと長くなって、皆様にきっとご迷惑をかけることになるので、ここでは省略します。詳細はニュース・レターへ繋げます。
     ↓

『幻想的な光景−奧集落の旧盆ウークイ』(トップページの最下部『那覇便り』復刻版)

 續・山原の火 火の葬送曲−一轉向者、赤裸々の奇跡− 山城善光著

※このところ、ビジネス講座や大学院案内が重なり、皆様も退屈されたのではないかと思います。この辺で皆さんに、いや自分に息抜きをと思いイタジイが見事な林道やキノボリトカゲの写真を掲載しました。          


9/6

○社会人対象の大学院案内です(日経新聞折込み:沖縄本島)

「社会人対象の大学院案内(地域経営専攻)です」
 先日、「沖縄大学大学院パンフレット」のご案内をさせていただきましたが、日本経済新聞(11日・月曜日予定)の折込み広告をいたしますのでご覧下さい。
  本折込み広告は、社会人を対象にした学生募集、PRを書きました。ぜひお知り合いのビジネスマン・ビジネスウーマンの方々に『沖縄大学大学院』を御吹聴、PRいただければ幸いです。また、沖縄在住の方に限らず、本土のお知り合いの方で、沖縄でビジネスを展開しよう、あるいはリタイヤされて沖縄に住もうと思われている方にも御吹聴下さい。

←クリックすると、

   日経新聞折込み広告へ

<日経新聞折込み広告について>
 話しは変わりますが、日経新聞はいわばビジネスマン・ウーマンで、経済記事に関心のある方はほぼ目を通している(沖縄?)とみてよいでしょう。ですからどの都市、県でも日経新聞はかなりの部数なので、個人的には折込み広告を実行することはコスト的にもとても不可能です。
 しかし沖縄では幸か不幸か、全島でたかだか部数が6,500部(人口からすると、本土と比べて一桁違うと思います)です。6,500部ですと私のような個人でも、これを利用することはコスト的に可能です。
 今から5、6年前に私はこれに目を付け、「本土新聞社販売」と交渉して、折込み広告をしてもらうことにしました。それまでは日経新聞に折込み広告など、誰も考えつかなかったようです。 

それ以降、日経での折込み広告がはやってきたのではないかと思います。 
 先日も船井総研の吉崎さんに、ビジネスPRでの日経新聞折込みの効果についてお話ししました。さっそく折込み広告をされました。 
 皆様にも活用をお勧めします。

◆本土新聞那覇中央販売所(那覇市楚辺) TEL:098−855−1554
◆有限会社本土新聞事業開発(那覇市楚辺)TEL:098−836−5220
  ※西里さんに御相談下さい。

8/28

○沖大ビジネス特別講演会【無料】
 『Web2.0時代のケータイ進化論』 −沖縄ブルーオーシャン・ビジネスを創造する−
   平野敦士氏<モバイルビジネス研究家>

    
※詳細につきましては、ここをクリックして下さい。

8/22

『大学院案内パンフレットが出来上がりました、皆様ぜひご覧下さい』

研究科長 挨拶

○今、何故、現代沖縄研究か、新沖縄学か。
 沖縄が大和に編入された、いわゆる琉球処分(1879年)前後、沖縄の人々の最大にして緊急の課題は、日本の辺境に位置し、言葉も風習も独自の発展を遂げた沖縄という地域のアイデンティティーを明らかにすることであった。さらに大和人、日本人としてのアイデンティティーの学問的根拠を求め明らかにしようとしていた。
 伊波普猷らの『沖縄学』は、これに答えようとしたものであった。日琉同祖仮説の下に柳田國男、折口信夫らの研究成果を踏まえて南漸説を導き出した。すなわち伊波普猷らは、おもろ(文学)、歴史、民俗学、言語学、等の当時の最先端の研究を総動員して、沖縄の人のニーズに答えようとした。現代沖縄研究科は、いわばこの現代版で、今の沖縄の最大にして緊急の課題、問題に答えようとするものである。

○沖縄という地域の持つ矛盾と可能性
    (省略)※詳細はパンフレットをご覧下さい。 

○沖縄、アジアの自立的発展に貢献できる人材の育成
      (省略)※詳細はパンフレットをご覧下さい。

現代沖縄研究科長 吉川博也
(沖縄大学院大学案内より)


   講義は夜と土曜日が中心ですので、社会人の方でも時間的に充分、働きながら大学院へ通えます。
  ※多くの方に参加していただけるよう、全国で一番良心的な授業料になっております。
   ※入試日程:10月入試【2006年10月28日(土)】


<日本本土の方で、沖縄に関心のある方々に>
 特にハーフリタイアの方に最適です。
 また、新しい沖縄の地で友人や仲間を作られるにも最適です。現在すでに2万8千人もの方が、沖縄に移住されております。しかし定住される方は、わずか移住者の一割程度であるとのデータもあります。大学院を交流の場にし、和をを広げる足がかりにして頂ければと思います。

沖縄で本格的な沖縄研究をしませんか。沖縄研究をするならやはり沖縄での生活経験は必要です。
 講義が夜と土曜日に行なわれますので、社会人の方でも通学可能です。新事業計画、あるいは新しい
ビジネスプランを大学院でじっくりと、新しい視点から勉強してみませんか。

<沖縄の方々に>
 講義が夜と土曜日に行なわれますので、社会人の方でも通学可能です。会社での仕事を大学院でしてみませんか。会社の新事業計画、あるいは新しいビジネスプランを大学院でじっくり、また新しい視点から勉強してみるのはいかがでしょう。
 またステップアップ、またキャリアップし、2年間の大学院の間に色々なことにチャレンジし、その後、新しいビジネスの可能性を探してみませんか。
 大学院の教員も相談にのり、協力・支援させていただきます。

詳しくは沖縄大学:入試広報室(098-832-3270E-mail:adpr@okinawa-u.ac.jp)までお問い合せ下さい。


 小生も9月からは、研究室におりますので皆様の御相談にのります。メールまたは研究室をいつでもお尋ね下さい。

◆また昨日、琉球新報からの沖縄を情報技術(IT)拠点とし、定年を迎える団塊の世代や移住を希望するIT専門家を受入れる振興策についての記事(http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-16426-storytopic-11.html)を皆様へのメールに引用させていただきましたが、一部、誤解を生じる可能性のある記述があるとのことです。
 この件、内閣府の政策統括官(沖縄政策担当)東哲也氏より、ご指摘いただきましたので内閣府ホームページ内の企業からの提案をとりまとめた研究会の報告→http://www8.cao.go.jp/okinawa/9/2006/0713.html
をぜひご覧下さい。

○20日ぶりに沖縄に帰ってきました。
自宅の庭に咲いたドラゴンフルーツです。大変きれいです。

  


8/14

○『新沖縄学体系化試論』

−来沖33年、在沖10年間の総括とこれから」と「東アジア共生モデルの構築」を受けて−

 昨年12月17日、沖縄関係研究会(津田塾大学沖縄関係学研究会事務局)で『新沖縄学体系化試論』を報告させていただき、多くの方からコメントをいただきました。これらを参考にさせていただき、同研究会の論集第9号にまとめたのが『新沖縄学体系化序論』です。
 今回は14ページとだいぶ長くなりましたので、論集の表紙目次図表1第1ページのみをお示しさせていただきます。

     『新沖縄学体系化試論』
     −来沖33 年、在沖10 年の総括とこれから−

                                  吉川博也
                        
  1.今、なぜ新沖縄学か
   1.1 アクション・リサーチの実践
   1.2 今なお続く「沖縄問題」
   1.3 沖縄学と新沖縄学
  2.類似研究(学)との比較、関係、位置 
   −これまでの視点−
   2.1 沖縄史研究
   2.2 地域学、地域研究
   2.3 日本学−ウチナーンチューとヤマトンチューの微妙な関係と構造−
  3.新沖縄学の提案
    −これからの視点−
   3.1 新学問分野の成立要因
   3.2 法則と普遍性、前提の再検討
   3.3 新たな視点
    3.3-1 問題解決学
    3.3-2 アクター発の視点
    3.3-3 関係性・民際学
   3.4 新沖縄学、提案
    3.4-1 体系化の必要
    3.4-2 問題解決の「場」、「構想」

 もしご興味がある方は、下記までご連絡いただき、お取り寄せください。

  【津田塾大学国際関係所気付 沖縄関係学研究会事務局】  TEL(042)342-5158

 今回は私自身の研究のスタンス、アクション・リサーチを沖縄学について、示してあります。次回は沖縄、日本本土、東アジアと沖縄学についてのチャレンジをしてみたいと思います。
 いわば『新沖縄学体系化試論』の、今回はその1として「来沖33年、在沖10年間」の部分だけを書きました。これに対して次回はその2「東アジアとの共生モデルの構築」です。概要を示そうと思っていましたが、今まだ入院中で体調が本格的ではありませんので、次回にご紹介させていただきます。


8/10

「今回の夏期集中講義は、お世話することができず申し訳ありありません」

福岡氏の『 起業準備戦略講座 講義とワークショップ−

野田氏の『 インターネットで独立・開業成功への道
       沖縄物産販売のウェブサイトの入門から立上げまで−

上記の講座とも、とても有意義で魅力的な講座です。講義開始当日まで申込みは可能ですので、
皆様もぜひ受講されてみてはいかがでしょうか。
 
前期(8月)の講義は、私の代わりに琉球大学の福井眞司先生がお世話、対応しますので、よろしく
御願いします。

 私も現在、手術を終え、だいぶ回復しておりますので、8月の20日前後には退院できそうです。後期
(9月)の夏期講義、あるいは平野さんの講演会では、皆さんにお目にかかれると思います。


7/31

○「お知らせ、御迷惑をお掛けします。小生、3週間程、沖縄を留守にします」

 さて、今年の夏休みですが、8月1日から3週間程の予定で、沖縄を留守にし、本土で手術をしなければならなくなりました。皆さんが夏休みに来沖された時、この期間は沖縄におりませんので、対応できず何かと御不便をお掛けし、申し訳ありません。
 8月下旬から復帰します。皆様、楽しい、そして有意義な夏休みをお過ごし下さい。


○『 KJ法の試験、採点が終ると私の夏休みが始まります

<今、何故、KJ法か?>

IT時代の試験のあり方の提案

<期末試験での試み>

私は、この4、5年、1年生対象の講義「沖縄経済・企業論入門」(T部:約120名、U部:約70名〔社会人:今年は20名ですが毎年780人〕)の期末試験では、ペーパー・テストに代えてKJ法によるグループ作業を1日(午前10時〜午後6時)課して、その成果と個人レポートで評価をしています。

今の若い人(失礼)は、KJ法(川喜田二郎氏開発による課題整理、問題発見法)と言っても、あまりピンとこない人、知らない人も多いと思いますが、その紹介を兼ねて説明させていただきます。

大学での講義、教育法というと少しだけ大げさですが、私なりにもいろいろ工夫を試みています。新入社員、社内研修に少しでもお役に立つのではないかと思い、その一端を紹介させていただきます。

期末試験にKJ法に何故代えたか、という沖縄大学側のもう少し詳しい内部事情については、小生の「学内向けメール」をご覧下さい。


<知識量から思考、コミュニケーションへ>

ITが普及している現在、パソコン一台さえ持っていれば、学生でも誰でも小さな図書館を持って利用可能というか、大量の情報量を持っているという状況です。非常に基礎的な科目や資格試験のようなものは、基礎知識が頭の中に入っているかが重要ですし、評価対象になるでしょう。しかし、それ以外の科目、講義ではIT等によって得られた知識、情報を使っていかに思考し、計画し、また仲間とコミュニケーションし、さらにそれをプレゼンテーションするスキルを身につけることが重要です。

<川喜田二郎のKJ法直弟子>

 ブレーンストーミング、情報公開・整理・抽象化、ストーリー作り、さらにはプレゼンテーションまで、情報収集から発表まで一通りの方法論がワンセットになっているのがKJです。

 そしてこのKJ法は、私にとっては、個人的にも自家薬籠中的な手法、方法なのです。

 このKJ法を創設された、川喜田先生とは筑波大学の環境科学研究科で、一緒に研究・教育に当りました。また北上(山系)プロジェクトでは、テントで日夜、御一緒し、KJ法で徹夜するということもありました。私はKJ法に関しては、川喜田先生の直弟子ではないかと自負しています。

 さて、KJ法の真骨頂はKJ法とは(データをして語らしめる>ではないかと思っています。また、他のいろいろな方法論と比較してKJ法、比較>のような特色があると思っています。
 

100人ぐらいは、一緒に指導できます>

受講者数が多く、一斉の指導が実は大変です。人数が多く当日、学生が模造紙、KJセットなどを持ってこない人も多かったので、このセット(写真)を準備、そして誰でもわかりやすい「KJ法マニュアル(簡易)」「KJ法マニュアル」を作成して配布しています。
 そして、一斉にワン・ステップずつ進めていきます。この方法ですと午前10時にスタートして午後5時頃までには終了します。
 御利用になるのでしたら、どうぞ「KJ法マニュアル」をホームページより、ダウンロードして御利用下さい。今年から修士1年生の学生さんも、同じ講義を聴いていたこともあり、お手伝いして頂きました。大変助かりました。学生さんの作業中のスナップ写真を紹介しますが、なかなか雰囲気が出ていますね。

 


<プレゼンテーションもしました>

 各グループで完成したものでコメントをし、追加・修正などして、練習した上で5分程度のプレゼンテーションをしてもらいます。中には再作業のものもあります。二時間もあれば20近くのプレゼが可能です。なかなか上手なプレゼンもありました。

 

<完成品の一部を紹介>

 

KJ法の試験、採点が終ると私の夏休みが始まります>

結構手間暇が掛る、この期末試験の代わりのKJ法による試験、採点、そして企業へのインターンシップの送り出しが終ると、私にとっての夏休みが始まります。
 夏休み前のもう一つの大変なイベントは、企業へのインターンシップの学生送り出しです。
 これも2〜3箇所を除き今日で、ほぼ見通しがつきました。インターンシップについては、私の持論を含めて、また改めて、別の機会にお話ししましょう。
 この二つが終ると、私の本格的な夏休みが始まります。
 皆様の夏休みのプランはいかがですか。お聞かせ下さい。


7/21

<急なお知らせ>

夏期集中2講座、開講当日まで申込みが可能です。
申込期間の締切りを延期します

− 健康診断書提出との関連 −

 急ですが、つぎのお知らせをさせていただきます。

1)今年は、夏期ビジネス夜間の2つの集中講座を開催します。2講座とも申込み締切りを延期させて頂きます。開講当日までお申込みが可能です。

◆「インターネットで独立・開業への道」―――→ 8月18日(金)まで申込み可
◆「企業準備戦略講座」―――――――――――→ 8月14日(月)まで申込み可

※両講座担当の野田講師福岡講師の熱いメッセージもお読み下さい(講師名をクリックしてご覧ください)。

2)「健康診断書」提出の理由

 沖縄大学の公開講座では、学外の方が参加される場合、短期間の場合も含めて「健康診断書」の提出が義務づけられています。
 それは以前、結核になっている方が、本人も気づかずに講座に通われていました。このことが後日、保健所を通して明らかとなり、同じ講座の全員の受講生、学生が全部の検査をするということになり一大事となりました。皆さんの健康を守るということから、「健康診断書」の提出が義務づけられたわけです。

3)大学当局と交渉、工夫をしてみたいと思います。
 夏期講座の申込み希望の2〜3名の方から、何故、「健康診断書」の提出が必要なのか、不要にしてほしいという希望が寄せられています。
 もう少し簡単な方法、例えば校医の在校日に講座の申込みをしてもらい、問診をしてから必要な人のみ健康診断をしてもらう、等々です。

 私が今、対応できることは、申込みの締め切り日を講義開始日まで延期し、「健康診断書」を準備する時間を少しでも作ることです。またこの間に大学の担当者と相談、工夫して先の提案のように、できるだけ皆さんの負担が少なくなるように努力してみます。
 皆さんの方でも、何か良いアイディアがありましたら、ぜひ教えて下さい。


7/5


○'06沖大ベンチャー公開講座 最終講義

『 民謡をバックに沖縄案内CD −レンタカーで聴く観光ガイド− 』
WOMAN’Sビジネスチャレンジコンテスト最年少「地域賞」受賞
沖大生(2年次) 宮国弥生さんビジネスプラン、プレゼン商品見本の発表

 本学2年生の宮国弥生さんが今年2月、産経新聞社・サンケイリビング社主催の「WOMAN’Sビジネスチャレンジコンテスト2005」の<地域賞>を受賞したことは、すでに4月18日にこの新着情報でもお知らせしました。
 なお全国で1,563件、県内からも68件の応募があり、最優秀賞1人、優秀賞2人、等13名が選ばれました。その入賞社員の中で、宮国さんは最年少です。なお、宮国さんは吉川研究室のとても熱心なゼミ生です。

 また宮国さんは、県の産業振興公社のベンチャービジネスサポート事業にも応募し採択通知をもらっています。これで市場調査などの200万円の支援が受けられ、本格的な起業スタートが可能になります。

 本年度(’06年)の沖大ベンチャー公開講座は、この宮国さんに沖大ベンチャー公開講座の最終講義をしてもらいます。これまでに受賞対象となったビジネス・プラン、沖縄案内試作品(国際通り案内、公設市場めぐり、シッピング、長寿食など)が紹介される予定です。7月10日(月)午後8時10分、2号館506教室です。学内外からの多数の参加をお待ちしています。
 
 多くのシリーズ作品が完成したCDを置いて頂くレンタカー会社、またこのCDのスポンサーとなる可能性のある企業の方々をお呼びした本格的な作品の試聴会も別途計画中です。
 宮国さんは、若い人でも、学生さんでも、社会人学生さんでも起業の可能性があるということでぜひ皆さんの参考にして頂きたいと同時に、御支援に来て頂ければ幸です。



6/20

○沖縄から暑中お見舞い申し上げます。
 今年の沖縄は本当に長雨でした。この2,3日ようやく夏の陽射しが戻ってきました。そして私にとっては「ひめゆりの塔」から「魂魄(こんぱく)の塔」まで、さとうきび畑を皆なと歩くと、私にとって夏の到来です。
 私は沖縄に来てから、また年を取ってからは、反戦集会などには他の人はあまり誘わずに、自分か家族だけで参加していました。
 6月23日国際反戦沖縄集会は、この7、8年必ず毎年参加していますが、今年はもしかすると体調の関係で参加できないかもしれないと思っていましたが幸い、部分的でも参加できそうです。

 そうするとなにか皆様もお誘いしたくなりました。本土からの方も参加、大歓迎です。

04.06.23の国際反戦沖縄集会に参加した時の写真です。

家内が種から育てた月桃の花です。
   0406月、撮影)

 06年6月23日(金曜日)午前11時集合

「ひめゆりの塔」の向かい「優美堂(ゆうびどう)」の駐車場。

・行進出発:午前11時20分 ―――→ 会場着:午前11時50分

・会場:「魂魄(こんぱく)の塔」にて海勢頭豊さん、等のミニコンサートあり

また集会自身も、2000年の時の米大統領訪問時の時を除き、そう警戒も厳しくありません。むしろ、まったく和気あいあいというか、何か馬鹿にされているような感じです。子供さん連れでも大丈夫です。


6/5

○ようこそ泡瀬干潟へ『泡瀬エコツーリズムマップ」ができました!

ようこそ泡瀬干潟へ『泡瀬干潟エコツーリズムマップ』
Wllcome to Awase tide land 
全23頁、フルカラー
定価:500円(税込み)

※マップの購入をご希望の方は、下記までご連絡下さい。
泡瀬干潟を守る連絡会 T&F:098−939−5622
吉川研究室        T&F:098−832−2958

◆沖縄大学の吉川研究室(2号館501教室)まで
お越し頂き、御購入いただくこともできます。



5/26

5月11日〜14日、久しぶりに東京へ行ってきました。
 このところ雑事が多く、また大学院の講義が多くなってなかなか上京できませんでした。講義の合間をぬって、久しぶりに東京へ行きました。皆様にはお役に立ちそうな情報、またつぎのレポートを検討、提案します。

<まずご報告を>
○清成先生ますますお元気でした。
 以前は、すくなくとも二ヶ月に一度は現・法政大学・学事顧問の清成先生に総長職の御多忙な時にも沖縄振興について御相談に乗っていただいていました。
 日本ベンチャー学会以来、半年ぶりでお会いしましたが、総長職を辞められてから、益々お元気でした。
 これからは来沖する機会が増えるとのことで、講演会、その他、いろいろ御願いしようと思っています。

○法政大学・沖縄文化研究所の現・飯田泰三所長、前・安江孝司所長とお会いしました。
 沖縄文化研究所、現・飯田所長、前・安江所長とお会いし、沖大・現代沖縄研究科との研究(協同)協力、研究会開催、また学生への相互の便宜供与、協力について話し合いました。

○石ばし(うなぎ屋)、昔通りおいしかったです。
 私の生まれは小石川で、小学校の同級生で石切橋で「石ばし」という明治からやっているうなぎ屋があります。いつもなつかしくて寄ります。
 白焼きでゆっくり一杯やっている内に、うな重が出てきました。昔どおりの美味しい、懐かしい味でした。学生時代はお重を二人前食べたのですが、年ですね、一人前もあやしかったです。
 ほろ酔いかげんで、実家まで歩いてかえりました。

さて、以下は、検討、また提案をさせて頂きます。

○『重要課題:ポスト(次世代)・コールセンターを考える』〜一夜にして沖縄のコールセンター、中国の大連へ〜
 今回、上京した折り、ぜひディスカッションさせていただきたいと思っていたのが、沖縄のポスト・コールセンター」の課題、問題でした。滝本徹さん(内閣府政策統括官(沖縄政策担当)付 産業振興担当参事官)とお会いしました。以下、ディスカッションしたことを書きます。皆さんの御参考になれば幸いです。

 
<企業誘致で唯一の成功、そして2000億円の生産額>
 沖縄でのコールセンター事業による雇用は’05年度で7,370人(37社)です。
 本土復帰後、沖縄県では各種の企業誘致政策(例えば自由貿易地域)などを実施しましたが、ことごとく失敗したと言ってもよいと思います。
 1次、2次振計に関わった私自身、認めざるを得ませんし、その理由はこちらをご参照ください。
 企業誘致で成功したのはコールセンターが、唯一のものと言ってもよいでしょう。

 私は沖縄の安価な若い労働者を利用する、コストセンター(コスト切り下げを目的)型で、ノウハウを蓄積もあまりしないコールセンター誘致に対してこれまであまり積極的にはなれませんでした。しかし県内で最大の雇用は県(庁)が2万人、米軍が8,000人ですので、このコールセンターの7,000人という数の大きさ、重要性を認識する必要があります。

<企業誘致で唯一の成功、そして2000億円の生産額>
 沖縄でのコールセンター事業による雇用は’05年度で7,370人(37社)です。
 本土復帰後、沖縄県では各種の企業誘致政策(例えば自由貿易地域)などを実施しましたが、ことごとく失敗したと言ってもよいと思います。
 1次、2次振計に関わった私自身、認めざるを得ませんし、その理由はこちらをご参照ください。
 企業誘致で成功したのはコールセンターが、唯一のものと言ってもよいでしょう。

 私は沖縄の安価な若い労働者を利用する、コストセンター(コスト切り下げを目的)型で、ノウハウを蓄積もあまりしないコールセンター誘致に対してこれまであまり積極的にはなれませんでした。しかし県内で最大の雇用は県(庁)が2万人、米軍が8,000人ですので、このコールセンターの7,000人という数の大きさ、重要性を認識する必要があります。

<一夜にして沖縄のコールセンター、中国の大連へ>
 一方、私の筑波大学時代の教え子の幾人かが、中国の大連で(高校から)日本語教育からスタートし、日本語によるコールセンター、デリバリー・センターの準備、そして一部、事業開始に関わっています。
 このような話しを聞くにつけ、現在の沖縄のコスト・センター型のコールセンターでは、中国の人件費の安さと競争できるわけがありません。遅い早いは抜きにして、沖縄の現在立地しているコールセンターが中国に移転するのは目に見えています。
 ある日、沖縄のコールセンターが一夜にして中国の大連へ移転などということは、充分あり得ます。

<問題の多い現在のコールセンター>
 私がこれまでコール・センターの企業誘致に、あまり積極的でなかった理由は幾つかあります。
 前述の理由に加えて、高い離職率です。具体的なデータはありませんが、平均的に3年で離職すると言われています。これはコストセンターとしての位置付けですから、コスト切り下げのための労働強化、それによるストレスの増加などです。
 私は現在のコールセンターはIT産業と位置付けるのではなく、むしろサービス産業に位置付けた経営、マネジメントが必要だと思っています。すなわちサービス・マーケティング、サービス・マネジメントですが、これすら体系的に行われていないのではないのでしょうか。

<次世代コールセンターとは、そのために必要なこと>
 現在の沖縄のコールセンターについていろいろ言いましたが、日本の中では沖縄は人材はともかくとして(失礼)人数は最も多い地域で、次世代コールセンター産業、すなわち付加価値、プロフィット・センター型のモデルを構築するのには最も可能性のある、いや実現しなければならないと思います。
 

  今回、滝本さんといろいろ話しをして、次のようなことが必要であることを強く認識しました。

@高度人材育成のためのキャリアパス・モデル
 コール・センター産業の維持・発展のためには、高度人材育成がそのキーとなる。
 ・各種教育機関・民間・官での連携によるモデル事業
 ・プロフェッショナル資格制度、人材育成とサービス品質向上のマネジメントのための専門機関の必要性

Aバックオフィスのアウトソーシング、セールスセンターなどの新分野への進出
 モバイルコンテンツや名護市の金融特区での金融業務などのバックオフィスのアウトソーシング

B中高教育におけるITリテラシーの向上

C中国・インド等(ビジネス・オフィス)オフショアーと本土オフショアーとのブリッジセンター

 

 

<大学の役割は、私は少々、疑問?>
〜まず今夏、ポスト・コールセンター連携シンポジウム〜
 滝本さんには大学、さらには大学院でのコールセンターの人材育成の重要性、そして場合によっては支援するので沖縄大学で展開しないかと熱心に口説かれました。しかし私は大学が直接、この教育に関わるのは少々、疑問ですし、現在の教育システム(教員採用、昇格、カリキュラムなどすべてで)では無理です。高専、専門校、職業訓練校で担当するのが適切ではないかと思っています。

 しかし沖縄にとってポスト・コールセンターは非常に重要です。沖縄に対して貴重な、そして具体的な提言をされている全国ソフトウェア協同組合連合会(JASPA)、株・プロシード、アクセンチュア・株の方々が来沖する機会を活用して、今夏、公開講座「ポスト(次世代)・コールセンター」を開催をしようと思います。
 県民の方々に重要性を広く知ってもらうと同時に、その提案を知る必要があると思います。まずはここいらから始めようと思っています。


○ひょんなことからπウォーターの木島社長と −新環境ビジネス・モデルの可能性−

 4月の初めに知人の紹介で、ひょんなことからπウォーターの創業者で現社長のACM(エイ・シー・エム)社長の木島慶昌氏と夕食をしました。
 その時までπウォーターについてほとんど知識を持っていませんでした。
πウォーターについて、そのメカニズム等について私の理解力では、今、少し時間が掛かりそうです。
 その時、このπウォーターの環境、産業分野での具体的な応用(CO2の削減、砂漠の緑化など)聞かせていただきました。

<学会が認めなくても>
 一方で、沖縄で開発された比嘉照夫先生のEMもそうですが、学会で今ひとつ、評価、認知されていないところがあります。これはメカニズムが全ては解明されていないからで、しかしちゃんと目的を遂行、機能する機械や薬品はいくらでもあります。
 このπウォーターも、そうなのだと思います。そしてそれが画期的であればあるだけ、権威主義的な学会などは認めようとしないものです。
 πウォーターについては、表紙を掲載しましたの御参照下さい。
<画期的であればあるほど>
 私が長く取締役をしていた(株)レキオファーマでは、痔の注射薬を開発しました。これが
新薬として認められて、販売(三菱ウェルファイドと共同)に至るまでには15年近くも掛かりました。

 一方で今、CO2の排出権、また砂漠の緑化など、地球環境問題の緊急解決のために新しい環境ビジネスが進展しています。ここではこれらの効果さえ実証分析(再現性の確保)されれば、そのメカニズムが全て明らかにならなくても国際機関で認定されます。そして国際的な取引(例えばCO2の排出権)、ビジネスが認定されます。

 画期的で、なかなか学会等で認められない、また既存権益の中で業界への参入が難しい、このままでは普及が難しい環境技術はむしろ以下のような新しい環境ビジネス・モデルを使うことをお勧めします。
 新しい環境ビジネスの導入に苦戦されている木島社長に、こんなことをお話しし、自分の新薬開発の経験ともオーバーラップ、合わせて、大いに盛り上がりました。
 またその時、今度、上京するときまでもう少し具体的なビジネス・モデルを考えておきますということでお別れしました。



<環境改善による環境国際化ビジネス・モデル>
第3回沖縄金融専門会議(’06.3.27)で、「エコ・バリューアップ・ファンド」というなかなかユニークな提案をされた(株)サスティナブル・インベスターの瀧澤信社長にもご一緒して頂き、両国駅近くのACM本社で5月12日午後に木島社長と再会しました。
 木島社長にπウォーターの成果や実験データのご提示をいただきながら、瀧澤さんに具体的な例やご提案などいただきディスカッションをしました。
 これらの話合いを踏まえて、さらにプロフィット・センター、ビジネス戦略を加え、もう少し具体的な可能性を検討してみることにしました。

 皆さんの中にも革新的な技術開発をしたが、それ故に既得権益を持つ業界などに阻まれているという方もおられると思います。その方々に、次の提案をさせていただきます。

<日本の既存権益社会をクリアするための、国際化ビジネス・モデル>
 私も新薬開発、無塩砂開発で経験しましたが、画期的、革新的であればあるほど、権威主義的な学会では認めようとしません。また既得権利、権益を持つ業界でも同様、革新的な技術、新賞品はなかなかその参入を認めようとしません。
 これが日本社会の進歩を阻み、消費者の利益を損なっています。そのような時は比較的既得権益の少ないビジネスの場、例えば国際的なビジネスや新市場(電力のデリバティブのようなオプション、証券化のようなファイナンシャル、クレジット・エンジニアリングなど)で、いったん別の違う価値、バリューに変えて、それを日本国内また既存市場に持ち込みキャッシュ・フローに換えるという提案をしたいと思います。

 今、公表出来ない部分もあり、歯切れが悪く何か抽象的な話しで申し訳ありません。後日、πウォーターを例にして具体的なビジネス・モデルとしてお示ししたいと思っています。また御協力いただける方がおられましたら、ご連絡ください。



【5月13日】東京で沖縄話飲の会<週末の達人、キッチンスタジオ西川口>

 このところ週末の達人こと小石さんには、来沖いただき沖縄話飲の会や講演会をお願いしてきました。
ということで今回は、5月13日(土)午後2時よりキッチンスタジオ西川口で開催しました。
 多彩な方々とお会いできて、とても刺激的でした。
 テーマは会のご希望で「憧れの沖縄移住〜夢と現実」でした。とくにこれから定年を迎える、団塊の世代の人々で、沖縄移住希望が多いのには驚きました。
 また久しぶりに教え子(筑波大時代)の南場さんが帰国していて会えました。元気そうでした。

      


○翡翠原石館を見学〜忙中閑有り

 私が翡翠の博物館をみに行くなんて、不思議と思われる方が多いかと思います。

<沖縄はヒスイ・コレクションの宝庫>
 実は沖縄には中国、ビルマ(現在のミャンマー)から翡翠(以下、ヒスイ)の宝石、宝飾品がいろいろな時期に輸入され、実は日本の中で知られざる宝庫となっているのです。古くは大交易時代、米軍占領下の沖縄へ、共産政権を嫌った中国からの沖縄への一時避難(旧・清朝関係者、またシビリアン)時の持込、また復帰前の本土観光客への宝石ビジネスに伴うビルマからのもの等々です。

 私の知人でヒスイの宝飾品(後の写真を参照)のコレクターで、かなりの数を持っていて、個人的にミニ博物館、展示場を作りたいという夢を持っている方がいます。

その人から、日本にヒスイの博物館また見本となるようなものはありませんか、と以前から頼まれていました。インターネットで探していたところ、偶然、翡翠原石館のことを知り訪ねてみることにしました。

<すばらしい環境の展示館>


 この博物館は京急北品川駅から5分の御殿山の閑静な住宅地の一角にあります(近くにコンテンポラー・アートの原美術館、またミャンマー大使館がありました)。
 

この博物館自身については、日本(姫川、糸魚川市)のヒスイの原石を中心に展示してありますが、ホームページをみて頂ければと存じます。
翡翠原石館、桜の頃はとてもきれいでしょうね。

 私は石(ヒスイの原石)の良さなど、とんとわかりませんが、展示のための館の光と空間づくりが何ともすばらしかったです。館内に庭から引き込んだ小川が流れていて、なんと生のかじか蛙の声を聞くことができました。

風通しと親自然を考え、石の(縦)柱による塀 手前のヒスイ原石の良さはわかりませんが、庭がすてきです。      どこからでも庭が見えます。

  庭には桜の大きな木がありましたので、一度、春に来てみたいと思います。きっと桜の花をバックにとても映え美しい、すばらしい建物になると思います。
  皆様にもぜひ一度、訪ねることをお勧めします。

<館長は私と同年?>

 ぜひと御願いして、館長にお会いさせていただきました。 私は勝手に、館長はきっと何処かの大学の名誉教授のような方が、兼務されているとてっきり思っていました。
 お近くとのことで、館員の方に電話で連絡を取っていただき、御無理していただき、御多忙の中を来て頂きました。ところが写真のように私と同じ年齢(いや失礼)の?(鶴)見信行・館長(本職は、自動車エンジンのオイルフィルター、エアフィルター開発製造会社の社長さん)でした。

 ?見さんは、姫川(世界の三大ヒスイ産地ミャンマー、中央アメリカの1つだそうです)で30年間にわたって収集し、これを公開するために個人で、それにふさわしい地に、ふさわしい展示館を作り2002年に開館したものです。

?見館長と。

私も中学生時代から蝶採集をしているので、他の人よりは?見館長の気持ちを理解できますが、それにしても世の中には、いろいろな方(失礼)がいらっしゃいますね。

いろいろ話が盛り上がったのですが、この姫川というのは実は私もいろいろ思い出というか、思い入れがあるのです。 姫川にはシロチョウ科で私が好きなクモマツマキチョウが生息しています(シロチョウ科でもう一つ好きなのが沖縄にいるツマベニチョウです)。他の生息地は国立公園だったりして、採集ができないのですが、ここは何の指定にもなっていませんでした。そこで、高校時代、4月中旬、クモマツマキチョウが出てくるので、その採集に同じ蝶好きの仲間の磯貝氏、中村氏と新宿から夜行列車を乗り継いで、幾度か行きました。

 またここはギフチョウとヒメギフチョウが混生しているめずらしい地域で、われわれ虫屋では知られている地域でもあります。糸魚川−静岡、構造線(フォッサマグナ)はやはり不思議な地域なのですね。

 
こんなことや、さらにいろいろなこと(長くなりますので省略しますが、例えば館に展示されていた天目風皿)で館長とは意気投合というか、だいぶ盛り上がり、2時間近く長居をさせていただきました。

 このため原美術館のガーデン・レストラン(ここもとても素敵なところです)でワインを飲む時間が無くなり残念でした。
一見、曜変、油滴天目風、何とフランス人の作品です。


 今回、お尋ねした翡翠原石館のケースは例外中の例外でしょう。
 国内にはそれこそ、その人の心血を注いだ、一生をかけた各種のコレクションがあると思います。しかしつぎの世代(息子や娘)には継がれず、散逸してしまうことが多いのではないでしょうか。

 今、国立の各博物館は独立行政機関への変更で、個人コレクションの寄贈の受入れはこれまでもそう多くはありませんでしたが、これからはまったく不可能になるのではないでしょうか。
 私がたまたま個人的によく知っている昆虫コレクションの二つの例について、述べてみましょう。

<幸運な須田孫七・昆虫コレクション>

 一つは須田孫七・昆虫コレクションがあります。孫七氏の弟の孫八さんと高校が同級だったということもあり阿佐ヶ谷のご自宅にお伺いして、何度か見せていただきました。当時(もう50年近く前ですが)ですら、主として東京近郊を中心に、ありとあらゆる昆虫標本が集められていました。圧倒する数の標本箱が、室の中にうず高く重ねられているのを思い出します。そしてその後もさらに収集が続けられて、コレクションは増え続けたわけです。

 須田孫七・昆虫コレクションは幸いにも、東京大学総合研究所の博物館に収蔵されることになりました。ちなみに約18万点の標本で、標本箱1250箱だそうです。
 この標本は東京近郊の(開発)変化に伴う、昆虫の分布の変遷を長期的に観察、調査できる貴重な(具体的な)資料というのが収蔵理由のようです。

<林慶・蝶コレクションの行方は?>

 一方、(故)林慶・蝶コレクションがあります(ハヤシミドリは林先生にちなんでつけられたものです)。蝶の収集に凝っていた中学生時代、何度か雑誌ケ谷の林先生のお宅にお邪魔したことがあります。

 林先生の蝶の標本は系統的、網羅的なもので、同じ蝶でも亜種などは勿論ですが、タイプ別、地域別、特殊型(異化型、雄・雌型)など考えられるありとあらゆるタイプのものが、系統的に集められていました。
 中学生の私ですら、その見事さを理解することが出来、林宅から帰るときはいつも溜息が出て、もう蝶の収集などやめようと何度も思ったものです。

 この蝶コレクションは、林先生の蝶の生活史の解明に生涯をかけた結果として生まれたものです。
 林・蝶コレクションは林先生が亡くなられて、一時 上野の科学博物館に収蔵されるという話もあったようですが、結局、どこへ行ったのでしょう。その後、虫仲間から離れたせいか私は知りませんので、どなたかご存知の方があったら、ぜひ教えてください。
 いつも和服の着流しで、親切に対応していただいた林先生の姿が今でも思い出されます。

<大学のそれぞれの専門分野での受入れを −マッチング・サイトの提案−>

 各種の個人コレクションの散逸を防ぐため、各大学の持っている専門分野との関係で受入れを積極的に対応、進めたらどうでしょうか。

 前述の個人の昆虫コレクションの二つの例でも、どこの国立の博物館の展示物よりよっぽど充実していて、標本数でも学問的、系統的に優れたものです。このようなコレクションが一代限りで散逸してしまうのは、本当に残念で、学問的な損失でもあります。
 私の知人も「息子・娘たちは、俺のコレクションを目の敵にしている。いつもこのコレクションのために狭い部屋しかもらえなかったものだから。」などと心配しています。酔うと必ず、どこかコレクションの受け入れ先が見つかるまでは、安心して死ねないと言っています。

 さて日本の各大学の専門分野を調べると、それこそ、こんな専門(失礼)がと思うようないろいろな各種の専門があります。そのような特殊な専門分野では、学生に参考にさせる、教える教材や標本がそう簡単に充実するとは思えません。
 全国のコレクターに対して、寄贈受入れのPRをしてみたらどうでしょうか。一方で、受け入れ先を探して安心して死ねない各種のコレクターも多数くいると思います。大学、それもその専門の学生のボランタリーを募り、永続的にそれぞれのコレクションを保存すると同時に、教育に役立てることが出来るのではないでしょうか。
 さて沖縄大学では、どんなコレクションを受け入れますか?

<早大の演劇博物館に戦後のほとんどの映画の台本を寄贈>
 
 私的なことですが、私の実家は以前、葛竕f耕房という映画の台本の印刷を専門にしていました。20年ぐらい前に廃業しましたが、東映をのぞく他のすべての映画会社の台本の印刷を戦後、一手に引き受けていました。その台本のすべて、一冊づつは保存していましたので、戦後の映画史を語る貴重な資料ではないかと思います。

 会社の端に別棟(といっても小屋みたいなものでしたが)を建てて、そこに台本を保存してありましたが、これも一杯になっていました。幸い早稲田大学の(坪内記念)演劇博物館ですべての台本を引き取っていただき、また演劇、映画教育にも役立っているようです。これは大変、幸運だったと思っています。


    

                




<ヒスイ宝飾品、ホームページ上、ミニミニ博物館へどうぞ>

 沖縄のヒスイコレクターの宝飾品の手元にあった一部を写真で御紹介します。

皆さんも私と同様、ヒスイの宝飾品など知らない方が多いと思います。先日、前述のヒスイのコレクターの事務所にお伺いしたとき、たまたまその部屋にあった、そのほんの一部(大物や貴重なものは別に収納してあります)を皆さんに紹介するため、撮影させて頂きました。御紹介します。

(左と同じ、部分アップ) (右と同じ、別背景色で)



5/5

○新米、研究科長、大奮闘中!
 −沖縄の問題、課題の今(contemporary)にどう答えるか−

沖縄大学・大学院・現代沖縄研究科 Graduate School of Contemporary Okinawa Studies  

<最後のご奉公と思って>
 大学院の研究科長をこの4月から比嘉政夫(前・歴博)先生から引き継ぐことになりました。3月上旬に何の準備もなしに急遽、引き継ぐことになりました。
 沖大に対する最後のご奉公と思い、1年間という条件で引受けさせていただくことにしました。そして定年前の最後の年は、自分の好きな研究をさせて頂こうと思っています。
 大学院の入学式、新入生オリエンテーション、また研究科は今年にはじめての2年生を迎えますので、修論(作成)オリエンテーション、院生・教員懇親会、等々4月中旬まで続きました。

 私はこのような事務局的な仕事が自慢ではありませんが、まったく不得意です。大学院が昨年新設されたばかりで、これまでの前例がなく、大変、苦戦・苦労しています。研究室のメンバーにおんぶにだっこをして、何とか無事(?)に済ませたところです。この5月の連休に入り、ホットしているところです。 
 
<沖縄の問題、課題の今(contemporary)に、どう答えるか>
 新入生(11名)で定員を一応、満たし(実はホットしています)、在校生も10名で、全員で21名という小世帯です。本大学院は、小規模ながら地域経営専攻と沖縄・東アジア地域研究専攻と2専攻あり、院生の専門、関心領域は別々でバラエティーに富んでいます。
 この2専攻を横断、縦断した「現代沖縄研究科」にふさわしい共通の問題意識、課題を、私自身の主張また考えとして近々、論文として示してみたいと思っています。
 それは沖縄の問題、課題の今(contemporary)にどう答えるかです。皆様、大いに御期待(?)ください。


信用リスクは工夫してつくり出すもの クレジット・エンジニアリング
 −5月1日、2日名護市で金融講座(大垣尚司講師)があり受講しました

<クレジット・エンジニアリングとは>
 金融工学についてはオプション、デリバティブ、等々、私なりに一応、勉強しているつもりです。しかしクレジット・エンジニアリング、例えば住宅ローン、不動産、売掛金の証券化、またオフバランス(資産切り離し)、優先・劣後発行スキームなどについて、一度ちゃんと勉強しなければと思っていました。 

 
 
丁度、5月1日(月)、2日(火)、名護市の金融特区関連で、大垣尚司(立命館大、日本住宅ローン代表)氏による金融講座があり、琉大の福井先生も誘って、2日間受講してきました。

       ◆新聞記事−→
(拡大できます)
 

 本で一応は知っていましたが、優先・劣後債発行スキームを格付機関、信用補完を活用して発行するなど具体的に理解することができました。(金融)信用リスクは、はじめから「ある」ものではなく、人為的な工夫によって「作り出す」もの、これがクレジット・エンジニアリングの真骨頂であることを理解しできたような気がしました。

<実は裏が?次のチャレンジが目的です>
 今、(株)興徳開発という川砂(無塩)資源開発会社の再建上げに取組んでいるところです。資源開発会社の特色ですが、資源資産額が多額となり、どうしても総使用資本利益率が小さくなります。
 またこれも資源開発の特色ですが、投下資本の回収に40〜50年間も掛ります。
 そこでこの40〜50年間という超長期間の金利や砂価格の変動リスクをどうヘッジするかが大きな課題になります。
 これらに対処して、例えばIPO(株式公開)などするためには、ROE(株主資本利益率)を高くしなければなりません。

 このためには資源の資産をオフバランス(本体と切り離す)することが必要です。今回このことを学んで実務に結び付けなければという切実な必要性が実はありました。
 私なりにこれらに具体的にチャレンジしてみようと思っています。

興徳開発 (私のHPのものを紹介させていただきます)

<皆さんも、ぜひ御検討してみて下さい>
 皆さんのビジネスにもクレジット・エンジニアリングを導入することによって新しいビジネス・チャンス、ビジネス・モデルの可能性が拓けるのではないでしょうか。
 ぜひ、一度、つぎの本などでまずは検討されてみてはいかがですか。お互いに知恵を出し合いましょう。

◆参考図書
 大垣尚司著『ストラクチャード・ファイナンス入門』(日本経済新聞社、1997年)
   同著  『金融アンバンドリング戦略』(日本経済新聞社、2004年)



4/18

 私のゼミの宮国弥生さんがWOMAN’Sビジネスチャレンジコンテストで『地域賞』を受賞しました。
 私の「ベンチャー公開講座」の社会人受講生では、「ぬちマース」の高安正勝さん、チャイルドフッド(100シリーズ)中元英機さん、等々、かなりの方々が起業され、ベンチャー・アワードなど受賞しましたが、ゼミの学生さんでは初めてです。10年でようやく成果、効果が出てきました。

 彼女は観光ガイドCDの本格的な販売をはじめますので、皆さんぜひ協力して下さい。各地の観光地でこのような観光ガイドCDの作成を試みようとしています。そのためにもノウハウ、技術開発もしています。各地のパートナーも探していますのでよろしく。


4/7

 
一昨年、沖縄県浦添市の沖縄国際センター、JICAーNetによる遠隔講義セミナーをフィリピン、インドネシア、タイへ向けて配信しました。
 その内容は沖縄と東南アジアの気候・風土的な類似性、また地理的近接性をいわば同じようなビジネス・プラットフォームと考え、沖縄の経験を東南アジアでどのように生かせるかを提案したものです。
 この中で、これまで私が取り組んできた私のリージョナル・プロモーションも紹介しました。これをまとめたものを大学の紀要に掲載しましたのでご覧ください。長いので目次の頁を先ずご覧いただき、ご関心のある方は全文をご覧ください。

 Regional(developing) Promotion Theory and Practice(T)
  −Taking Experience of Regional Promotion in Okinawa to Southeast Asia−

  ・目次のみ
  ・全文



3/30
           土木・建築業の皆さん、一緒に環境復元・創造をしていきませんか
                国・県へ特区制度、沖縄一国二制度の活用の提案

T.名護・大浦湾の海の中は本当にきれいで素晴らしいです。この宝をどうして破壊するのでしょうか。

今、沖縄で最大の課題となっている辺野古の米軍基地建設が進められようとしている大浦湾の再確認を兼ね、3月25日、家族でダイビングに行ってきました。

家族で行きました(船を操縦しているのがしんさんです)   後ろに見えるのがキャンプシュワーブ

大浦湾を一番よく知っているしん(本名は知りません)さんに船で案内してもらい、ダイビングをしてきました。私が言葉で大浦湾のすばらしさを説明するより、しんさんのホームページ『 すなっく スナフキン −大浦湾の海で遊びたいー 』を紹介する方が、より実感されるでしょう。

 しかしなぜ沖縄の、いや世界の中でも数少ない貴重な海を、それも人殺しのための米軍基地を建設するために埋立てるのか。反対理由は明確で、辺野古の埋立て反対の賛同者は多いのですが、これが地元振興という謳い文句のリゾート開発となると、少し複雑になってきます。

このことを今、私も係わっている合わせ干潟埋立ての差止め裁判を通して説明しましょう。

 そこで先ずこのまた泡瀬干潟についての基礎的な説明や、いかに貴重な生物が生息しているか、その美しさなどについては、私も協力して作成しているつぎのホームページをご覧ください。

    泡瀬干潟を守る連絡会 

 また、私が泡瀬干潟の紹介と案内をしています、これも併せてご覧ください。

    ○泡瀬干潟調査 −熱帯干潟のあらゆるタイプの生きた教科書−(2005年8月31日・新着記事)


U.誰がみてもおかしい泡瀬の埋立理由

さて、3月22日(水)那覇地裁で第5回公判が行われました。この日、提出した準備書面(6)の経済的合理性の部分の原文を小生が担当、作成しました。
 ここではその主張点のみ簡単に説明します。詳細は以下の文章を御読み下さい。

「泡瀬地区埋立事業の経済的問題点’06.02.28 吉川作成」



1)はじめに埋立事業ありき
 地元の土木・建設企業は、はじめに埋立てありきで以下のように、明らかに誤り、あるいは意図的に誤り、といってもよいことを主張せざるを得なくなっているのだと思われます。何がなんでも埋立事業をして、その事業費を確保したいのが本音なのです。

2)計画、前提(需要分析)条件の誤り
 泡瀬地区の入域観光客数の予測をしていますが、過大というか誤った需要分析をしています。
 具体的には県全体の入域観光客が過大(2004年で実数より60万人過大)である上、沖縄市の現在の占有率1.1%を計画的に4倍するとしている。その理由がまたふるっています「宮古、石垣、名護が2倍」になったので、地元の努力によって4倍が可能としています。

さらに平均滞在日数を5.27泊(2006年)と仮定していますが、2003年現在3.93泊で、到底不可能です。この両者、入域観光客数×滞在日数、をもとにホテル必要室は1,275室という推定をしています。
 これを基本、前提数にしてホテル、マリーナの建設、等、すべての計画を立てています。

3)実態のない土地利用計画
 沖縄市が埋立て地への立地予定希望者のアンケートをしていますが、直近の2000年では回答者18社中、立地希望者はたった2社です。この数字があまりにもひどいので、当初、沖縄市は「具体的には公表できるものではない」と公開拒否をしていたほどです。
 さらに、市側が大型主要施設(琉大施設部、中城湾沿岸漁業振興推進協議会)と予定していたものすべてが否定的です。

4)沖縄市(民)の財政負担
 沖縄市は、埋立地のうち90haをまず一括して275億円で購入する契約をし、売却して返済資金を回収することにしています。沖縄市の2002年度の負債額はすでに478億円(一人当り38.5万円)で、売却の見込みのない泡瀬埋立事業275億円の負担が、市民一人ひとりいかに重いツケになるか、恐ろしいくらいです。市民の方々ももしこの事業をこのまま認めるなら、このことを自覚する必要があります。

5)外部監査報告書でも指摘
 あまりのひどさに、県の(包括)外部監査人も問題を指摘せざるを得なかったのでしょう。
 平成17年3月に監査結果報告書、経済的不合理性が指摘されています。



V.土木・建築業者はそれでも何故、そこまでして埋立てをしたいか?

1)沖縄の公共土木依存型就業構造

Uで述べたようなことは裁判などで改めて主張、指摘するまでもなく、わかりきったことです。埋立ててもホテルもマリーナもほとんど来ないことは、それこそ土木・建築業の人々自身が一番よく知っていることではないでしょうか。

 われわれは埋立て反対の理由、正しさを主張し、訴えることが最終の目的ではありません。それはあくまでも手段で、埋立てを中止させることが最終的な目的です。また中止によって、もし土木・建築業に影響が出るようであれば、この対応も考えなければなりません。

 環境破壊だろうが、経済的合理性がなかろうが、何がなんでも埋立てをしなければならないという土木・建築業の切迫感の背景を説明してみようと思います。

 残念ながら沖縄は公共土木工事で食っているというのも事実です。つぎの数字を見て下さい。

県内産業別就業者数(2005年度)でみると建設業は12.8%(全国8.9%)で、一方、製造業はわずか5.2%(全国18.8%)です。さらにこの建設業の公共と民間の発注割合は、公共が54.8%(全国37.4%)で民間が45.2%(全国62.6%)です。少し乱暴な仮定ですが、12.8%×54.8%≒7.01%の就業者が公共工事に依存していることになります。このように沖縄の就業構造は建設業、それも公共事業に大きく依存していることが数字でも明らかです。

 完全失業率が1割近く、実態(正規就業者ベースで見ると)として3割近くの失業者がいる沖縄では、この数字(6.96%)は大きな意味を持っています。
 さらに泡瀬干潟がある沖縄市の土木・建築業、また沖縄中部は、戦後から現在までいわば米軍基地の建設という大型建設プロジェクト依存で生きてきたわけです。沖縄市、沖縄中部の土木・建築業は、大型公共プロジェクトを提案し、それに依存していくという体質から抜け出すことが出来なくなっているのです。
 県内の公共投資のピークは、'93年度の4,571億円から、'04年度の3,611億円と33%も減少しています。このように公共投資、また米軍基地建設が現在、縮小が進められてきています。

 泡瀬埋立事業また、経済的合理性がなくても進めようとしている埋立地の上の諸建設に、それこそ命を賭けているのです。このような状態では、どんな理由を言っても聞く耳は持たないというようになります。

2)環境保全もされ、土木・建築業も生き残る道を探りたい
 今、国全体としても公共事業に対する見直しが進められている。それは財政難とともに、公共施設のメインテナンスコストの削減です。
 20世紀は環境破壊型公共事業の時代、21世紀は環境復元・創造型公共事業の時代といわれています。ここでは環境調和型海岸工学を提案したい。近自然工法は河川工事において最近、多く試みられているが、海岸工学でも研究が進められ、実用化が可能となりつつある。

 このとき、留意しなければならないのは「自然再生」の名の下に、新たな自然破壊の公共事業の推進となる危険です。
 そこでここではつぎの1つの例を提案したいと思います。
<環境調和型海岸(親水性護岸)の提案>
 沖縄で既にコンクリートの垂直の海岸護岸が作られている部分を近自然工法(例えばこの垂直護岸を土でバンキング)で親水性護岸にする。これならば新たな自然破壊は生じないし、公共工事で作ったものを破壊しない(上にカバーする)ので法的に可能で、また防潮機能も維持可能です。

3)はたして工事費はどれくらいか、土木・建築業の受注量は減らないか?
 ここで提案する環境調和型海岸で仮に施工した場合、工事費としてはどのくらいかの桁(検討をつけたい)を計算して示してみたい。
 
 沖縄の海岸線の総延長は1,723kmあり、直立護岸を主としたコンクリート護岸整備延長は約120kmである(出所、2001年度特別委員会にて小波津浩利委員に対して宮城一徳河川課長の答弁)。
 この120kmに対して前述した環境調和型護岸にするとして、その事業費の断面単価を仮に200万円(出所、中城湾海岸、中城2地区、エコ・コースト事業の断面単価2,135千円/mを参考)とすると、総事業費は2,400億円となる。

 また既存のコンクリート護岸を含め要保全区域755km、すべてを環境調和型護岸にするとすれば、総事業費は1兆5,100億円となる。
 因みに2003年度の公共事業費は約2,500億円、また1972年度−2003年度の31年間の沖縄振興開発事業費の累計額は、約7兆3,400億円、この中で港湾・空港が約9,000億円、治山・治水が4,400億円であることを考えると既存の復元案である2,400億円の大きさを理解できるであろう。

 海浜、干潟埋立てのような環境破壊型土木事業を中止する代わりに、環境復元事業としてこの2,400億円を5年〜10年使用する間に、本格的な環境復元型土木を研究・開発して移行するなり、新たな業種に転換することを提案したい。

<(積)算参考資料>

    既存の垂直護岸から親水性へ

海岸延長

要保全区域

沖縄本島

650,000m

320,000m

周辺離島

404,000m

114,000m

宮古・八重山

669,000m

321,000m


1,723,000m

755,000m

出所:沖縄NHK「吉川教授のやわらか経済学(太陽カンカン)」より。 - - -部分はコンクリート垂直護岸(原図、吉川)



















4)日本全体を先取りした「一国二制度」を沖縄で実施、土木・建築業の皆さんと一緒に働き掛けをしましょう。
 沖縄はいろいろな理由で「一国二制度」を主張しているが、日本が今後、進めていかなければならない環境調和型公共事業の先取りという「一国二制度」を主張すべきではないか。
 オランダではすでに2005年を目標に、ハリングフリート堰(ライン川の河口締切り)を開放し、汽水域の回復が進められている。21世紀の公共事業は、20世紀の公共事業によって失われた河口域や干潟などの生態系を回復させるために行うものとなるべきではないか。この先取りをまず沖縄が、という提案である。20世紀は「環境破壊型土木」であった。21世紀は「環境修復・創造型土木」でなければならない。

 土木・建築業の皆さんと一緒に県や国へ働き掛けていこうではありませんか。まずは研究会や関連のセミナーなど開催しようではありませんか。いろいろご提案いただければと思っています。

<参考例>

沖縄の亜熱帯という地域特性、またここで課題にしている干潟の復元などでの参考事例を示しておきました。
1)琉球諸島沿岸保全基本計画
 まず参考にすべきは2002年6月に沖縄県によって作成された琉球諸島沿岸保全基本計画である。これは1999年に改正された海岸法によって、これまでの国(主務大臣)から知事による「海岸保全基本計画」の策定という、当該地域の自然、社会環境を直接反映できるようになった特色がある。そこで沖縄県では「サンゴ礁と砂浜で構成された海岸の維持・復元・創出を中心とした地域密着型の総合的な海岸保全の推進」を目標に掲げ、沿岸を21のゾーンに区分し、ゾーンごとに海岸保全の基本方向を設定し、「海岸保全施設整備基本計画書」を作成しようとするものである。

   本島および周辺離島ゾーニング図
   先島諸島(宮古・八重山)ゾーニング図

 これまでに比較すれば、各ゾーンをA.自然環環境重視型、B.自然環境調整型、C.都市機能・利用促進型など各地域特性と環境を重視していることが評価される。しかし相変わらず公共事業重視、促進型であり自然再生の名の下に新たな自然環境破壊の公共事業の推進となる危険性が大きく、一方で、留意しなければならない報告書でもある。

 そこで本計画を次の視点から再検討することを私は提案したい。
 ・干潟とそれに続く浅海域を一体として現状のまま保全する。
 ・一定規模以上の干潟等は、すべて現状のまま保全し、埋立て、浚渫等、大規模な事業は原則禁止する。
 ・現状の保全だけでは干潟の縮小、消滅の恐れのあるものに限定して、人為(工)的な回復対策を講ずる。
 ・すでに改変された、また改変されつつある(泡瀬干潟がその例)干潟については、復元事業をする。

2)よみがえる湿原、自然の再生(フロリダ州、エバーグレーズ湿原、キシミー川)
 米国最大級のフロリダ半島にあるエバーグレーズ湿原(沖縄と同じような亜熱帯地域)の自然再生プロジェクトは、世界各国がモデルにする新しいタイプの公共事業である。洪水防止と農・工業用地、住宅地供給の目的で総延長1600kmの排水路が掘られ、1200kmの堤防が築かれた。

 これにより、湿地面積はほぼ半分になり、降った雨は排水路で直接、海に流れ湿原と帯水層に供給されなくなった。その結果、海岸部は帯水層の隙間から海水が入る危機にさらされている、また地下水に海水が混ざる恐れがある。1930年代までは25万羽いたとみられる水鳥が90%以上も減少するなど、多くの自然の異変が起きた。

 これらの事態を重くみた連邦、州政府は、自然再生プロジェクトの実施を1990年代に決定した。本プロジェクトは洪水被害が出ないように注意しながら、湿原を開発前の状態に限りなく戻すことである。事業費は約1兆円で、事業終了まで30年かかる大事業である。

3)高水敷切り下げによる干潟復元
 大阪市東淀川区の西中島地区で実施されているプロジェクトで、かつて淀川にあった干潟の再生を目指し、高水敷の切り下げを実施している。
 これまでの河川整備のため構築した堤防、高水敷によって、河川が横断方向に分断され連結性がなくなっていることを復元するためのものである。これによって生物の生息環境に重要な、水陸移動の良好な水辺の保全・再生を図ることが出来る。

4)『1972年度沖縄県土地利用基本計画』(財・政策科学研究所)
 1)の再検討の視点と同様な指摘は、すでに今から33年前の1972年に、諸調査を踏まえて「沖縄県土地利用基本計画」で提言されている。
 この提案が生かされていれば、現在、問題となっている赤土流出、干潟埋立問題等の沖縄の諸環境問題も生じなかったのに、と今でも残念です。
 現在でもこの提言は重要だと思いますので、「土地利用の実際にあたっての留意点」のみ示しておきたいと思います。


      沖縄県土地利用基本計画(U) p.316−p.323(1974年2月15日 財団法人政策科学研究所)


      ・沖縄県土地利用基本計画とは?
      ・『沖縄県土地利用基本計画 30年ぶりの集い』


3/13

○スキューバ・ダイビングのライセンス取りました。

*年度末で、卒業式や新年度の準備でバタバタして新着情報、少しご無沙汰していました。
 1月より毎日曜日(時々休みましたが)糸満の大渡海岸で家族3名(家内、息子、小生)とでスキューバ・ダイビングの練習を続け、先日オープン・ウォーターのライセンスを頂きました。

 インストラクターにベテランの、また(もう7〜8年近く前にもなりますが)、スキンダイビングを教えていただいた譜久里先生にお願いしました。
 いや〜、60歳を超えると体力がいかに落ちているか、実感させられました。干潮の時は、海岸から海に入るまで700mぐらいあります。ダイビングを始める(in)時はまだ元気で良いのですが、問題は1時間半ばかり潜って、海から出て帰る(out)時です。この700mがなかなかきつく、時にはウエイト(たかだか5kgぐらいですが)を譜久里先生に持ってもらうこともありました。これから筋トレならぬ、体力トレーニングをしなければと思っています。

 さて、これで辺野古米軍基地反対運動、泡瀬干潟埋立阻止に本格的に取り組む準備ができました!



○チャレンジ!沖縄の大学発ベンチャー
   〜大学の中に起業の種がある〜

 上記標題の講演会とパネル・ディスカッションが3月8日(水)沖縄産業支援センターで「沖縄TLOの沖縄経済活性化の挑戦」の一環で開かれました。

 基調講演、各パネラーは皆若く、在学中の人もいて、なかなか面白かったです。
 私はコーディネーターをしましたが、つぎのような提案をさせていただきました。

 沖縄の各大学は本土と異なり、工学系や技術のライセンスなどそう持っているとは思われません。琉大がバイオ関係で少しあるくらいではないでしょうか。
 ライセンスという形にはなっていませんが、むしろ沖縄芸大などに踊りや歌、また織物など商品化するものがあるのではないでしょうか。
 沖縄型TLO(Technology Licensing Organization、技術移転機関)は、芸術や工芸をいかに商品化、ビジネス化するかという機関にすることが良いのではないでしょうか。
 その見本はイタリアにあります。イタリアの大学には、これに必要な人材(インパナトール)育成の専門の機関があります。

 私は『文化を物に、ビジネスにかえる』ということを提案したいと思います。当日の私の発言が沖縄タイムスに紹介されていました。





3/6

○「週末の達人」こと小石雄一氏講演会、盛会でした。交流会もよかったです。

 3月4日(土)午後3時から県産業支援センターで小石雄一氏の講演「プラス思考時間術−時間を他人より2倍うまく使う技術−」好評で会場、写真のようにほぼ一杯でした。

 

 また、講演会終了後、交流会を持ちました。私は講演会の終了後は、皆さんも御多忙かと思い質疑応答だけで、出来るだけ時間内に正確に終るのが主催者、司会者の務めと思い、このように心掛けていました。
 しかし、せっかく同じテーマで聞きに来られたという、せっかく同じ志(少しオーバーかな)、目的意識の方々が参加し、同席しているわけですから、単に講演だけでなくアフター大いに意義がありますね。同じ目的意識の人の情報交換の場や名刺交換の場ともし、後日、相互に連絡が取れるなどもすると、講演会と同様、重要な場を提供できるわけですね。講演会を30分早めに切上げても、このような時間にしてもよいですね。そして希望の方には3分スピーチをしてもらい、この指止まれ方式で、それぞれグループに分かれて交流するなど考えてみようと思います。
 今後は、時間に余裕のある参加者の方に残ってもらい、このような交流の場を意識的に設定することを、試みてみようと思っています。
 さて、小石さん、4月7日(金)に来沖し、今年度の前半(9月迄)は来られないと話されていますので、7日の夜、講演会や話飲(ワイン)の会、企画してみたいと思っています。
 皆さんの方でもどのような話をテーマにしてほしいなど、何か御希望の企画がありましたら御提案下さい。
(ご提案の例です、ご参照ください。


2/28

<≪≪ Beach Party! with ”Weekend Master” Mr.Koishi ≫≫>
     週末の達人・小石さんを囲んでビーチ・パーティー 

  ◇日  時  3月3日(金)午後6時半集合
  ◇場  所  宜野湾トロピカルビーチ
  ◇所 在 地  宜野湾市真志喜
  ◇アクセス ・車の場合・・・ 那覇から国道58号線を北上、牧港立体交差点を左折し、
                   宜野湾マリーナ入り口を左折する。
          ・バスの場合・・那覇よりコンベンションセンター行きバス(55番88番)で
                   コンベンションセンター前バス停下車、徒歩3分
  ◇ビーチ問合せ 098-897-2759(ビーチ管理事務所)

 4日(土)午後の講演会に先だって、小石さんと本土から来沖される皆さんとの懇親のためのビーチ・パーティーを企画しました。
 時おり夏のような陽射しの日もあるこの頃ですが、夕方は少し冷えるかもしれません。この季節、たまには趣向を変えてビーチ・パーティーを楽しんでみませんか。なお、沖縄の方はよっぽど寒さに弱い(?)とみえて、トロピカルビーチの予約は我々だけだそうです。広いビーチを独占してゆっくりしましょう。
 準備(BBQ、飲物)がありますので、2日(木)までにメール、電話(098-832-2958)でお申込みください。
 費用は一人1,500円(ビールなどの飲物もふくんで)くらいです。飛込みで参加される方は飲食物はご持参ください・・・

トラベル@niftyより、トロピカルビーチの紹介ページをご覧下さい。 

   
2/13

■□■ 緊急連絡 □■□

2月17日(金)の野田講座は講義内容を変更します。

 
 2月17日は(株)まぐまぐの大川弘一社長を迎えて、ビジネス・モデルの発表会、大川社長とのディスカッションを予定していましたが、大川社長が急用で来沖不可能になりました。講義内容を変更し、これまでの通常の野田講師による講義となります。
 今回は第6回目の講義で最終講義となりますので、これまでの講義での疑問、また沖縄ビジネス、インターネット・ビジネスで質問したいことがありましたら、質疑応答の質問時間も設けますので、遠慮無くぶつけてみてください。
 講義内容変更の件、お詫び申し上げます。

 また、今週予定していた講義終了後のパーティーは来月の実技講義終了後に延期させていただきます。併せてご了解ください。

2/9

○『インターネットで成功・開業独立への道』(株・まぐまぐ寄付講座、通称「野田講座」)、9月より月1回で始まり、今回で6回目になります。今回は同社・社長の大川弘一氏が出席されます。

 大川さんは講演ではなく、質疑応答を中心に皆さんと意見交換を希望しています。自分の持っているノウハウは何でもお教えします、「まぐまぐの秘密全部公開」ということです。
 また、ぜひ面白い(必ずしも良いものでなくても、また完成したものでなくても)事業計画を聞かせて欲しい、面白ければ、そのビジネスを支援したいということです。
 ご自分の事業計画をこの際、発表してみませんか。また、講座終了後、大川さんを囲んだパーティーも準備していますので、ぜひこれにもご参加ください。
 いずれも無料です、会場へ直接お越しください。

◆【講師プロフィール】

 世界で始めてメールマガジンの配信会社を1997年26歳のときに創業。現在は30,000誌の発行者と800万人の読者を抱える一大インターネットメディア産業に成長。ビジネスアイデアをぶつけるだけで、インターネットでどのような発想すれば成功に近づくかが発見できること間違いなし。

◆日 時   2月17日(金)
         午後7時30分−7時50分   本連続講座のまとめ  吉川
            7時50分−8時30分   事業計画、ビジネス・モデルの発表
                            (大川社長がいろいろ質問)
            8時30分−9時00分   大川社長との質疑応答
            9時00分−10時00分  懇親会

◆場 所   沖縄大学 3号館101教室


  ※事業計画発表を希望される方は事前にご連絡ください。
  ※大川社長への質問は事前に野田掲示板へ投稿していただければ、準備するとのことです。
  ※懇親会会場は当日ご案内いたします。
  ※3月17日(金)はホーム・ページなどの実習講座を予定しています。
   これで本年度の野田講座は修了します。来年度は同様の夏期集中講義を開催します。
  


○いやいや、参りました。週末の達人こと小石雄一氏、目の前で握り寿司(江戸前)サービスを。

 2月3、4、5日、週末の達人(小石さん)の話飲(ワイン)の会、プラス勉強会が那覇で開かれました。

 3日の夕方、本土からご一緒に来られた方々と沖縄側との歓迎会を開きました。その席上、沖縄の人たちは特に握り寿司が好物という話になりました。
 小石さんが、では今回はマイ包丁など準備していないが、握り寿司を皆さんにサービスしましょう、ということになりました。

 
 4日の午後、小石さんに「時間の使い方」という、これも大変役に立つ話をしていただいた勉強会もしましたが、これはさておき、その後の大学でのテラス・パーティーを中心に紹介させていただきます。
 私の研究室には何故か、流し台が付いています。小石さんはまずここで、自ら那覇の公設市場で買い求めてきた魚をさばき、まず寿司ネタにしました。
寿司ネタをさばいているところです。
 
 またシャリは、炊きあがった温かいのでないとダメということで、これも研究室で電気釜で準備しました。
それを研究室の隣のテラス(通称、吉川ビアー・テラス)で、皆の目の前で握ってサービスをしていただきました。確かに寿司飯で、まだ冷えない温かいのは美味しかったですね。
 その後、小石さんの指導で、皆で寿司の握り方の講習会をしていただき、マイ寿司を味わったという次第です。いやいや、小石さんには参りました、美味しかったです。
 皆さんも羨ましいでしょう。

 さて、少し小石さんを紹介させていただきます。実は小石さんは元々は経済産業省調査統計部で、現在、出向で総務省の経済センサスをご担当しています。
 ある雑誌に小石さんのことを「年間80回のフォーラムを主宰するスーパー国家公務員」と紹介されています。また著書も20冊はあります。
 

 私が知りたかったのは、私もいろいろ研究会や講演会を企画していますが、これだけ多くこなすノウハウです。私は初め、これだけの開催回数は小石さんを支援するスタッフやボランタリー組織があるのかと思っていたのです。しかし小石さんは一人でこのフォーラム関連の事務をこなしているそうです。ちなみにメルマガの購読者数は5400人で、フォーラム等の案内はこのメルマガを利用しているそうです。
 小石さんは3月3、4日にも来沖されます。その時は、皆さんにこのHPでご連絡しましょう。勉強会にも、パーティーにもご参加ください。
小石さんについては <週末の達人>をご覧ください。
出来上がった寿司です。見事です。
 
実演で握ってもらいました。 皆さんの指導をしているところです。楽しそうですね。  以外においしかったポーク玉子寿司はわさびの変わりに油みそを。

※失礼、勉強会の写真を撮り忘れました・・・。

2/3

○特に社会人に対する沖縄大学大学院地域産業分野のお勧め

 大学院の、特に社会人の方に対する魅力ある説明をと思って、書きかけていました。2月1日の「泡瀬干潟埋立」差し止めの裁判の準備等で、気づいたのが今日、3日(金)になってしまいました。
 取り敢えず書きかけのものを掲載させていただきます。

 また、提出する研究計画書作成に関しても相談に乗らせていただきますので、必要があればご連絡ください。小生は午前8時−9時はアポイントなしで、いつでもご相談に応じます。もちろんそれ以外でも結構ですので、ご連絡ください。


◆沖縄大学大学院 2月18日(土)入試が迫っています。
 大学院の入試が2月18日(土)、願書受付期間が2月1日(水)〜8日(水)に迫りました。皆さんの関心がある「地域産業分野」について説明させていただきます。(大学院全体については沖大HPをご覧ください)


◆社会人の方のつぎのようなニーズにお応えします。
・経営技術、ノウハウのブラッシュ・アップ
 ITの普及によって経営戦略も様子がまったく異なってきましたし。もう一つのビジネス・モデルとい ってよいIPO(株式公開)、M&Aなども至急、マスターしておく必要があります。
・起業・開業準備
 独立起業しよう、また本土の方でセミリタイアし沖縄で暮らそう、しかしビジネスもしようという方 、修士の2年間で準備し、起業できるよう支援します。
・経営戦略、ビジネス・モデルの作成と実施
 経営者の方自らが、また幹部の方を派遣して、貴社の経営戦略、ビジネス・モデル作りを指導、また 教員が一緒に協同でチャレンジします。

◆社会人を受け入れやすくしています。
 本研究科は社会人の方々でも入学、受講がしやすいように平日の5限、6限(午後4時20分−5時50分、午後6時30分−8時)と土曜日に開講をします。ですから勤め先と交渉して週2回〜3回、早退させてもらい、あと土曜日を使えば通学が可能です。ぜひお勧めください。

 また受験科目も社会人は論文と口頭試問だけです(語学はありません)。


◆今の沖縄の課題に答えます。
 研究科のパンフレットだけでは、どうも一般的で分かりにくいという声もあります。そこで以下、具体的にカリキュラム構成、内容などを私が担当する地域経営学専攻の地域産業コース(領域)を例にして示してみました。


 地域経営専攻の地域産業領域などはきわめて実務的な、そして今の沖縄の課題に答える履修内容(沖縄だからこそメジャーに勝てる)となっています。ですから企業での課題をそっくり大学院に持ち込んで、ここで会社の仕事をすれば良いわけです。


 その具体的なイメージを示すために履修モデル(PDF)として1年次、2年次の前期・後期の科目設定(講義と演習の関係)を示してみました。また修士論文・特定課題研究(ビジネス・モデル、事業計画など)の完成の流れ(PDF)などを示してみました。

 また本土の方で暖かい沖縄で、人生の中間休みとキャリアー(アップ)・プランを兼ねて2年間ゆっくり(?)されるのも良いかと存じます(ちなみに入学金12万円、授業料年間37万円、施設費10万円というのも魅力かと思います)。

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○密貿易時代(1950年代のはじめ)の写真、資料ありましたら、御提供いただければ幸いです!

「ナツコ」(沖縄密貿易の女王)の映像化の企画が、ヒストリー・チャンネル(東北新社)で進んでいます。

私は与那国の景気(密貿易)時代の資料のお世話をさせていただくことになりましたが、単なる歴史的な出来事を紹介するのではなく、つぎの(追加)提案をしています。
 この密貿易の女王ナツコが活躍した時代は、現在のボーダレス、グローバリゼーションとまさに同じ環境です。このような時にこそ、沖縄はその本領を発揮できます。
 ある地域の歴史を振り返ると、「輝かしい時代、高揚し、胸をときめかせた時代」が必ずあります。それが沖縄では、古くは「大交易時代」、新しくは「密貿易(景気)時代」です。

 ボーダレス、グローバリゼーションが進展しつつある今、沖縄における可能性、例えば与那国の場合は「国際交流特区構想」の提案をし、現代に通ずることを訴え、現代に、未来に再現すべきです。
 ヒストリー・チャンネルは「歴史への旅」と同時に「未来への旅」でもあるはずです。

丁度、桜坂劇場で『海流』が1月14日(土)に

再上映されましたので、さっそく見に行きました。

フィルムの状態もよく、今度の企画にかなり使える

部分があります。

さらに県立図書館の郷土資料室に寄り、この関係の写真集など調べましたが、なかなか無いようです。
 密貿易時代(1950年代)の「ナツコ」関連の写真、資料、関係者の方などの情報をぜひお教え、お知らせ下さい。ご連絡をお待ちしています。

帰りの道すがら、早咲きのカンピザクラ(寒緋桜)がもうちらほら咲いていましたし、ツワブキの花も盛りでした。あと二回、三回、むどりびーさ(寒の戻り)もあるでしょうが、春はもうすぐそこまで来ています。

○スキューバー・ダイビングに挑戦します。

 今、取組んでいる泡瀬干潟調査、また埋立反対運動、そして3月から本格的に始まることが予想される辺野古の米軍基地建設反対運動にしろ、本格的に阻止する力になるにはスキューバー・ダイビングの必要性を感じていました。

そこでスキューバー・ダイビングのライセンスを家内と一緒に挑戦することにしました。

もう7、8年前になりますが、スキン・ダイビングの講習をうけた譜久里先生にお願いして、この春休み中にJUDFのSPORTDIVERコースのライセンスまで取ることを目標に、1月15日(日)からスタートしました。


初日は大渡海岸で3時間ほど潜りましたが、大分疲れた顔をしていますね。

大渡海岸の夕日がとてもきれいでした。反対運動のためにスキューバー・ダイビングを習うことにしましたが、この美しい海岸で楽しみのために潜れればなんと楽しいことかと思いました。

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○謹賀新年、本年もよろしくお願いします。

新年にあたり、次のような決意で望む所存です。本年もご指導よろしくお願いします。

          



○本年の夏期集中公開講座「インターネットで独立・開業成功への道 -沖縄物産販売のウェブサイトの入門から立ち上げまで-」「起業準備戦略講座」が正式に決定致しました。ご覧、ご期待下さい。

 クリックすると講座概要がご覧になれます。
 「インターネットで独立・開業成功への道 -沖縄物産販売のウェブサイトの入門から立ち上げまで-」
 「起業準備戦略講座 -講義とワークショップ-」

 なお、8月か9月に、それぞれ5日間(月〜金)、午後6時半〜10時40分(正式には10時40分ですが、参加者の帰宅の関係から、休憩時間を調整し実際は10時前後にしています)。
 また、ご希望が多い場合は土、日曜日の午前・午後の集中講義にするケースも考えられます。
 野田講座の掲示板に皆様のご希望を書き込んで下さい。講師の方々ともご相談して、出来るだけ皆様のご希望にお応えしたいと思っています。