法経学部(科)とは

 私達が生活している現実の社会は、次の2つの原理(システム、メカニズム)によって動き、機能しています。 1つは市場(マーケット)メカニズムで、競争による原理です。
 これによって資金、人材、物質などが効率よく活用され、また発明や新商品の開発などの技術革新(イノベーション)が促進されます。もう1つが法(リーガル)、システムメカニズムで公正・平等原理にもとづくもので、また弱者への配慮、救済なども考慮されます。
 これは市場原理のみが働くと公正性を欠いた競争になったり、また競争の結果、不平等になったり社会的な弱者を輩出する事が起りがちです。これを防ぎ、歯止めを掛けるのがリーガル・メカニズムです。
 また、逆に平等原理のみが働くと効率が低下したり、勤労意欲を欠くなどして、社会全体に活力が無くなります。社会にはこの両原理が必要です。会社の利益の追求のみを考え外国産牛肉を国内産と偽った雪印食品事件や、今回の一連の狂牛病事件、また逆に市場メカニズムを欠くと公社・公団や、国・自治体の第三セクターにおける非能率性、非効率性がそのよい例です。
 さて、沖縄大学法経学部では社会に出る学生にこの両原理、システムを修得させる事を目標にし、カリキュラムが構成されています。さらにこれらに加えて沖縄という地域で十分活躍が出来るように、3つ目の柱として沖縄を理解する為のカリキュラムが加えられています。沖縄大学法経学部をもう少し別の表現でいうとリーガル・マインドを持ったビジネス・マン、ウーマン、そしてビジネス・センスを持った行政・司法マン、ウーマンの育成を目指した(地域に根ざした)リージョナル・カレッジです。

※一部で沖縄大学の法経学部は法律と経済・経営とのチャンプル学部という理解、表現をしているようですが、それは単純な見方です。前述したような考え方にもとづいて、法経学部の成立、カリキュラムが構成されています。


沖縄大学パンフレットより (PDFファイル)

私の構想したカリキュラム 図−1.2 図−3(PDFファイル)