《そして今、沖縄大学を中心にして、1995年―》
 '95年に沖縄(大学)へ赴任して驚いた事は、学生の就職難であった。大学の公式発表の数字は80%が就職できた事になっているが、若年失業率が28.4%である。この80%という数字は就職希望カードを提出した学生で、就職できた数字である。初めから就職を諦めて、就職カードもだしていない学生も多い。実態は卒業時、就職が決まっているのは3〜4割しかいないのではなかろうか。
(この、あまりの失業率、就職難、何かしなければ、そして起業、ベンチャー・ビジネス)
 就職難ならセルフ・エンプロイ・メント、学生が就職する機会の場を創造という視点も含めて起業、ベンチャー・ビジネスの教育の必要性を感じた。
 担当の講義(「沖縄産業・企業論」、「経営者論」、「経営システム総論」)に変更・追加を加えて‘96に『沖大ベンチャー講座』に再編成して、夜間(U部)は公開(講座)とし一般社会人にも提供した。社会的ニーズもあったとみえて、毎年70名前後の社会人が参加し、延べ400名(学生は除き一般社会人のみで)を越えている。
 これに加え沖縄の商品、サービス、さらには企業自身の「沖縄発、全国へ」の発想が必要で、この理論研究、全国へのPR活動、起業、ベンチャー・ビジネス支援、本土企業とのコーディネートを展開している。

● ‘98年度「沖縄地区大学放送公開テレビ講座」の製作(主任講師)とその放映。
 『沖縄新産業論―100年に一度のチャンス、辺境の逆転』というテーマで13本(1本30分)企画・製作・出演した。沖縄テレビ放送(OTV)から、1998年に毎週土曜午前10時00分〜10時30分放映した(県内大学及び主要図書館、吉川研究室にビデオ・テープが準備されており視聴提供可能)。

● NHK沖縄放送局、太陽カンカン「吉川教授のやわらか経済学」(午後6時30〜6時40分)。
 沖縄の新産業の紹介、経営戦略を提案、解説、2000年〜2002年の3年間企画・製作・出演した(15回分あり、1回は10分。吉川研究室にビデオ・テープが準備されており視聴、提供可能)。

● 日本ベンチャー学会、沖縄研究部会活動。
 「沖大ベンチャー講座」の社会人修了生が中心となり、同研究部会が設立された。勉強会、起業準備本土会員との連携、会員相互の啓発活動をしている。詳細は日本ベンチャー学会研究部会のホームページを参照されたい。

● 起業・ベンチャー企業支援、本土企業とのコーディネート等、具体的な活動は『支援・協力活動』を参照されたい。協力をおしまない。